新型コロナウイルスの影響は未だ各所に及んでおり、子どもたちも自粛生活を余儀なくされています。さまざまな行事が中止となり、遠足や修学旅行にも行くことができず思い出を残せない子どもは全国に多く存在します。
そんななか、VRを活用した遠足・修学旅行が注目されています。今回はVR遠足・修学旅行の導入事例をご紹介します。
VR遠足・VR修学旅行とは
VR遠足、VR修学旅行とはその名の通り、VRゴーグルを使用して仮想空間での遠足や修学旅行を楽しむコンテンツです。課外授業がなかなかできないなかでも、教室にいながら外の世界に行くことができ、仮想空間内で好きな場所を散策する、遠く離れた場所を訪れたような体験をすることができます。
VRでの課外活動はどういった場面で活用されている?
VRでの課外活動を導入する場所というと学校のイメージが強いですが、実は学校以外にも、VR遠足や修学旅行を取り入れている場所があります。それは医療機関です。
医療機関にはさまざまな疾患を持ち、長期入院しながら闘病している子どもがいます。子どもたちはコロナとは無関係に外出をしたり、激しく動き回ることができず、病院という狭い世界のなかで過ごしています。
そんな子どもたちも、VRによって病院にいながら「外」の世界に連れ出すことができます。大阪大学医学部附属病院の小児医療センターでは、吹田市にある「生きているミュージアムニフレル」という展示施設のVR映像を子どもたちに提供。現実のような世界観に子どもたちは大喜びし、病院にいながら外出気分を味わえたそうです。
VRは今後の教育をどう変えていく?
VRにより、目の前にある世界とは別の世界にトリップすることは、新たな学びを得られることはもちろん、子どもたちの心を豊かにすることにも貢献します。事情があって病院や自宅から出られない子どもたち、学校行事が中止になって外に出られない子どもたちも、仮想空間内では好きな場所や見たことのない土地へ行くことができ、現実にはできない体験をすることができます。
また、クラスメイトや闘病を共にする仲間と同じ体験をすることで、横のつながりが強くなるというメリットもあります。同じ景色を見る、同じ場所へ行ったような気分を味わうことで仲間との思い出もでき、より絆が深まるでしょう。
このようにVRの導入は、教科書やテレビの映像では得られないさまざまな学びや財産を、自宅にいながら得られるツールだといえます。
メタツアーズの「VR教育」で、外の世界へ
メタツアーズでも、課外授業がなかなかできない教育機関向けに、社会見学や修学旅行のような気分を味わえるコンテンツ「VR教育」をご提供しています。教室にいながら世界のさまざまな場所へ行ったような体験ができ、仲間とともに学び、考え、「外」の世界での思い出を作ることが可能です。
仮想空間なので移動時間もなく、短時間でさまざまな体験ができ、VRを活用した学校教育の促進にもつながります。
小学校5年生から高校3年生くらいの子どもを対象としたコンテンツで、イベントとしてはもちろん、通常の授業としての導入ももちろん可能。学校の行事予定や授業の状況に合わせたプランをご提案させていただきます。
詳しくはVR教育専用ページから。お問い合わせ・ご相談も専用フォームよりお気軽にご連絡ください。VRの導入で、子どもたちの可能性を広げていきましょう。
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