学校の授業にタブレットやVRなどを導入していこう、という動きが活発な昨今ですが、メタツアーズでもVR導入のお手伝いができるような教育コンテンツをご提供しています。
メタツアーズのVR教育についてご紹介する前に、現代の学校教育における課題や海外との比較などを見ていきましょう。
コロナ禍における学校教育の課題
2020年より私たちの生活に大きな影響を与えている新型コロナウイルス感染症の影響で、学校教育も変化しています。多くの教育機関が長期の休園・休校に追い込まれたことからはじまり、再開後はマスク着用の徹底、密を避けた授業の実施、課外授業や修学旅行の中止など、子どもたちの学校生活を窮屈なものにしました。
コロナ禍の影響、またVR教育導入にあたり課題とされていることには、以下のようなものがあります。
- 課外授業の中止:修学旅行や遠足、社会科見学などが中止になり、思い出作りや実地体験ができなくなった
- 探求的学習ができない:体験型の学習も中止されることが増え、体験して探求するといった機会が喪失された
- 平等な学習の実現:VRのような初期費用のかかるものはゴーグル数量に限りがあるなどの問題から、全員が平等に学習できないこともある
メタツアーズのVR教育は、仮想空間での課外授業や体験授業を可能とし、コロナ禍における学習課題解決に貢献します。また、生徒全員が平等に体験できるよう、大量のVRゴーグルの貸出も行っています。
海外と比較したオンライン授業の現状
コロナ禍の影響はもちろん、ネットの進歩により「オンライン化」はさまざまな場所で進んでいます。日本でもオンライン授業や講義を実施する学校は徐々に増加していますが、海外と比較するとその割合は非常に少ないのが実際のところです。
コロナ禍で学校が休校になった際、オンライン授業が行われた割合を見てみると、アメリカは90%だったのに対し、日本でオンライン授業を実施していた学校はわずか15.5%。日本のデジタル教育が世界に遅れを取っているということは以前のニュースでもご紹介しましたが、この「遅れ」が、今回のような長期的な休校の際にも、多くの不便を生じさせてしまいました。
VR教育で見ることのできる世界は
メタツアーズのVR教育では、世界50ヵ国以上の名所旧跡や美しい景色を見ることができます。その場所に関する詳しい解説もあり、世界のさまざまな場所を訪れたような体験ができるだけでなく、楽しく、探求的に知識を吸収できるのも特徴です。
VR教育を通して身につく力は…
VR教育の全講座を通して、以下のような力を身につけることができます。
- コミュニケーション力:仲間との議論や対話、プレゼンを通し意思疎通する力
- リーダーシップ:目的や目標に向かい仲間と行動する、先頭を切って進める力
- 課題解決力:課題を発見し、アイデアを考えたり実行したりする力
- 理論的思考力:現状や課題を分析し、物事の筋道を立てて考える力
主要5教科などの学習も、受験に向けてもちろん大切ですが、VR教育は現在世界や日本で掲げられている課題を知り、仲間と考える、話し合うことで「人間力」を養うことができます。VRという新たなツールを活用した授業は、子どもたちが興味を持ち、意欲的に取り組むことにもつながるのではないでしょうか。
このように、メタツアーズのVR教育は学校教育の課題を解決しながら、子どもたちがVRと触れ合い、多くの力を身につけることに貢献します。詳しくはVR教育専用ページもご参照ください。「より詳しい話を聞きたい!」という学校関係者さまは、お問い合わせフォームからのご相談もお待ちしております。
学校教育機関向けサービスはこちら