安全に自転車で走行できるよう、自転車教室を開く小学校なども少なくありませんが、VRで自転車の安全について学べるコンテンツがあることをご存じでしょうか。
具体的にどういったVR映像を見ることができるのか、自転車安全VRでどういった効果を期待できるのかを見ていきましょう。
自転車交通安全に関するVR動画は…
自転車の交通安全に関するVR動画は、一般社団法人日本自動車連盟(JAF)が制作しています。動画では自転車走行時の危険や迷惑について確認し、安全な運転方法を学ぶことができます。
また、自転車の安全な利用を推進するために、一般社団法人日本自動車連盟(JAF)福岡支部と福岡市が共同で制作した自転車安全利用VR動画も存在します。このVRを活用し、学校や地域を対象とした体験型自転車教室を開催。こちらが制作されたのは平成29年度で、もう5年も前からこうしたVR動画が提供されていたことがわかりますね。
動画の内容は…
JAFが提供する動画では以下の4つのシーンでの走行ポイントを解説。危険な箇所やどうしたらよいのかを知ることができます。
- 車道走行時の進路変更
- カーブミラーのある路地
- 見通しのわるい十字路
- 自動車走行連続危険シーン
これらの動画はYouTubeで視聴可能ですので、ぜひ自宅でお子さまと一緒に視聴してみてください。
また、福岡市制作のVR動画は、およそ3分間、5種類の動画で歩行者や自動車との事故の危険性を伝えています。自転車事故が起こりやすいさまざまなシチュエーションを収めた動画メニューは、次の通りです。
- 見通しの悪い交差点での事故(対自動車)
- 見通しの悪い交差点での事故(対歩行者)
- ながら運転(携帯電話、イヤホン)による事故(対自動車)
- 右直による事故(対自動車)
- 歩道上での事故(対歩行者)
動画を視聴して期待できる効果
自転車に関する交通安全VRを通し、危険な走行がどういったものかを知ることができます。走行者の目線になり、車や歩行者とぶつかりそうになる危険をリアルに体験することで、自身の運転を振り返ったり、「この運転はよくない」ということを学ぶことができるでしょう。
そして、安全な運転例の動画を見ることで正しい運転方法を把握し、リアルな自転車の運転に生かすことができます。
福岡市のVR動画では、自転車事故の様子をリアルに見ることができます。自転車目線、自動車目線などさまざまな視点で事故を体験することで、危険な自転車走行が自身、そして周囲にどういった悪影響を及ぼすのかを知ることができるでしょう。
幅広く活用されるVRに今後も期待!
自転車であえて危険な走行をしたり、わざと事故に遭うということは現実世界ではできません。しかし、VRの世界なら危険運転や事故を実際に体験し、その危険性を身をもって知ることができます。
このように、VRは幅広いシーンで活用されており、今後も活躍の場が広がることが期待されています。
教育分野にも徐々に進出するVR。その促進を、メタツアーズでも精一杯お手伝いしていきます。今後のメタツアーズのコンテンツや日々更新されるメタバースニュースにも、ぜひ注目してください。
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