多くのメーカーはVRゴーグルの対象年齢を12,13歳くらいからとしていますが、昨今は子ども向けのVRゲームやおもちゃも開発されています。ゲームセンターにある子ども向けゲーム、子ども向けのVRゴーグルとは一体どのようなものなのでしょうか。
今回は、モーリーファンタジーやトイザらスの事例をご紹介します。
モーリーファンタジーのVRゲーム
大型ショッピングモールを全国に展開するイオンでは、イオン内に「モーリーファンタジー」というゲームセンターを併設していることも多いですが、ここに子ども向けのVRゲームを設置しているとのことです。
ゲームはイオンファンタジーとグリーが共同でVRゴーグルや魅力的なコンテンツを開発。子どもの目の発達に影響を与える可能性がある複眼のVRゴーグルとは異なる、単眼の「VRメット」を使えば、12歳以下の子どももVRの世界に入り込むことが可能です。
モーリーファンタジーでは、「VRびっくり!スライダー」や「VRどっかん!ブロック」など、子どもが楽しめるVRゲームを提供。VRメットをつければ室内にいながら迫力満点のスライダーやブロックを使用したゲームをリアルに体験することができます。
VRゲームを提供しているモーリーファンタジーは、イオンファンタジーのサイトからチェックできます。お近くのイオンにVRゲームが設置されている方は、ぜひお子さまと一緒に仮想世界での遊びを体験してみてはいかがでしょうか。
トイザらスが提供するVRコンテンツ
玩具の開発、販売を行っている日本トイザらスでも、2016年に子どもたちが気軽にVRを楽しめるような専用コンテンツ「マリンVRアドベンチャー」を開発しました。こちらも一眼タイプのゴーグルで、目の成長に影響を与えないよう配慮されており、小さな子どもも没入感を楽しむことができます。
「マリンVRアドベンチャー」は海の中を潜水艦で冒険するバーチャル体験ができるコンテンツで、海を優雅に泳ぐ魚たちについての解説も見ることが可能です。
1回あたりのVRプログラムを約5分に設定するなど、子ども向けコンテンツならではの配慮もなされています。このゴーグルは会員向け、3000名を対象に無料配布されたプレゼントでしたが、受け取った方からは非常に好評だったようです。
子どもがVRを楽しむ際の注意点は?
子ども向けVRゴーグルの登場により、VRの世界を体験する年齢が低くなっていく傾向にあるなか、小学生などの子どもがVRを楽しむ場合に注意したい点はいくつかあります。
1つは、視聴時間です。いくら単眼で目の成長への影響が少ないゴーグルとはいえ、長時間の使用は視力低下につながることもあります。テレビゲームなどと同様、VRも時間を決めて使用するようにしましょう。
また、VR酔いやVRゴーグルによる肩や首への負担も問題として挙げられますので、やはり長時間使用はせず、気分が悪くなる、頭痛がするなど体調に異変を感じた場合にはすぐに使用をやめるようにしてください。
VRは高い没入感を得ることができますが、小さなお子さまのなかには現実世界と仮想世界の判断がつきにくくなる、という方もいるかもしれません。VRの世界に入り込みすぎないような指導を行いながら使用させるのも、大人の役割だといえるでしょう。
メタツアーズでも、子どもが楽しめるコンテンツを展開中!
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