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虐待体験VRから得られる学びとは

VRは未知の体験やなかなかできない体験を可能とするツールですが、幼児虐待を体験するVRが話題となっています。虐待はつらく悲しいものですが、虐待VRを通してどういったことを学ぶことができるか気になる方もいるのではないでしょうか。

今回は、虐待体験VRの内容などをご紹介します。

虐待体験VRとは

子どもの視点で虐待を体験するVR動画は、「児童虐待対策につなげよう」というプロジェクトが制作をスタート。YouTubeではパイロット版を視聴することができます。

リアルな児童虐待を想起させるVR動画は、虐待の「早期発見」を促し、取り返しのつかない事態を避けることを目的に制作されました。

児童虐待は長年、社会問題としてメディアでも取り上げられてきました。しかし身近で虐待が行われていることに気づかないことも多いです。早期発見ができれば救われたかもしれない命も少なくないため、世間の虐待に対する意識を向上させ、より多くの子どもの命を守るために役立てば、という思いがこの動画には込められています。

動画の内容

動画で描かれるのは2018年に横浜市で発生した幼児虐待事件です。

動画内にはタバコを腕に押しつけたり、洗剤を飲ませたりといった痛ましいシーンも多数収録されています。ベランダに出される、大きな声で暴言を吐く、暴力に抵抗し叫ぶ女性の声なども入っているため、暴力的な描写が苦手な方は視聴を控えたほうがよいでしょう。

動画の最後には「児童相談所への虐待通告は10万件以上(平成27年度) 悲劇は今この瞬間も起こっている」というテロップが出現し、虐待は遠い場所で起こっていることではない、というメッセージが伝えられます。

虐待VRで何を学ぶ?

虐待を第三者の目線から見るのではなく、あえて子どもの目線で体感するこのVR動画は、虐待への恐怖や悲壮感をよりリアルに体験できます。

虐待とは縁のない世界で生きてきた人も多く、虐待に合わなければそれに越したことはありませんが、虐待を受ける立場になることで、「虐待かもしれないが関係ないので通報しない」「声が聞こえた気がしたが、首をつっこみたくない」という人を1人でも減らすことにつながるのではないでしょうか。

痛ましい虐待VRは、多くの人に当事者意識を芽生えさせ、虐待に苦しみ逃げ場のない子どもたちに救いの手を差し伸べることに大きく貢献するでしょう。

非現実的な多くの体験が、情緒を育てる

今回は、少し暗いテーマについて取り上げましたが、VRは虐待や事故など、現実では起こらない方がよいことも、当事者目線で体験することが可能です。また、こうした暗い内容だけでなく、宇宙旅行や世界旅行をはじめ、さまざまな夢のような体験も、VRなら自宅にいながら経験することができます。

非現実的な多くの体験は、知識や経験の幅を広げるだけでなく、私たちの情緒を育て、自分ではない誰かの立場になって考える力も育ててくれます。メタツアーズをはじめとしたさまざまな教育コンテンツ、体験VR動画を通し、より多くの子どもたち、そして大人もさまざまな学びを得られるとよいですね。

VR教育・VR体験が「当たり前」になる時代の到来に、今後もメタツアーズはよりよいコンテンツのご提供で貢献して参ります。

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