バーチャル空間でできることは年々増えており、リアルな世界で体験できないようなことを、VRやARを通して行うことが可能です。そんなバーチャル空間を活用したものの1つに、VRマーケットイベントがあります。VRマーケットイベントとはそもそも何なのか、どのようなことができ、これからどう進歩していくのか、現在、非常に注目されています。
今回は、そんなバーチャルマーケットについて解説していきます。
VRマーケットイベントとは
バーチャルマーケットとは、仮想空間内にアバターなどで来場し、商品を試着したり展示品を鑑賞したり、気に入ったものを購入できたりするものです。
有名なのは株式会社HIKKYが主催する「バーチャルマーケット」で、2018年8月の初回開催以来、7回にわたって行われています。バーチャルマーケットの初回来場数は不明ですが、出店者数は80サークル、2回目、3回目のバーチャルマーケットには400を超えるサークルと20社以上の企業が出店し、来場者数は2回目が12万人、3回目がおよそ70万人と多くの方が来場しました。
VRマーケットイベントの現状
VRマーケットイベントは仮想空間で実施されますが、販売される商品は本物の商品であることも多いのです。洋服や家電製品はもちろん、飲食物の販売も行われており、仮想空間内で見た商品を購入すると、後日、実際に手元に届くシステムとなっています。
このほか、会場内で乗り物に乗る、映画や音楽などを鑑賞する、アミューズメントを体験するなどのイベントが開催されることも多く、開催期間中は24時間、好きな時間にアクセスして楽しむことができます。
来場しているアバターとは、チャットや音声でコミュニケーションを取ることができるので、音声でのコミュニケーションが可能なイベントでは、より深い没入感を得られます。自宅にいながら好きな時間にアクセスし、お買い物やイベントを満喫できるのは、VRならではのメリットだといえるでしょう。
今後、VRマーケットイベントはどう変わる?
すでに、仮想空間内でのさまざまな体験を実現している、VRマーケットイベントですが、今後はどのような進歩が期待されているのでしょうか。大きく変化していくといわれているのは、VR機器の進歩によるより高い没入感です。
現在、VRは、ゴーグルを装着してその世界観に入り込んでいく形式となっていますが、今後、研究・改良により既存のVRゴーグルよりも性能の高い商品が開発されていくでしょう。現在主流となっている目元全体を覆うようなゴーグルではなく、メガネのような、手軽に身につけられる商品の開発も期待されており、こうした商品が実現されれば、頭や首、目への負担を軽減させながら、より高い没入体験が可能となります。
仮想空間内での買い物やイベント参加、散策もよりリアルになるので、現在と同様の内容のVRマーケットイベントでも、さらにリアリティを感じながら楽しむことができるようになるのではないでしょうか。
進化するVRを使いこなすために…
VRは日々進歩を続けており、教育や仮想体験、イベント、仕事などさまざまな場面で活用されています。VRを難なく使いこなすためには、やはり大人になってからではなく、年齢の低いうちからVRに触れていくことが大切です。
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