VRはゴーグルを装着し仮想世界に入り込むことで、豊富な体験を可能とします。今回はVRでできる職業体験についてご紹介したいと思います。
世の中にはさまざまな職業がありますが、どういった業種、職種に就くかは学んできた分野や持っているスキルによります。転職により別の業界を経験する方もなかにはいらっしゃいますが、多くの職種を経験できるということは、あまりありません。
VR職業体験では、いったいどのような体験をすることができるのでしょうか。
VR職業体験とは
VR職業体験とは、その名の通りさまざまな職業をVRの世界のなかで体験できるコンテンツです。小学校や中学校のときに、実際にオフィスや店舗に足を運び、1日から数日間に渡り体験させてもらう、職業体験・職場体験を経験した方は多いでしょうが、こうした校外学習でも、せいぜい1~2個の職業にしか触れることができません。
しかしVRなら、学校や自宅など好きな場所にいながら、さまざまな職業を体験することができます。幅広い職業のなかから興味があるもの、自分に向いていると思うものを選択することもできるので、従来の「適職診断」と併用すれば、より最適な職業、企業への就職にもつながるでしょう。
どんな職業を体験できる?
VR職業体験のコンテンツを提供している企業は複数あります。たとえばマイナビ進学が提供する「職業体験VR」では、ヘリコプターのパイロットやイルカのトレーナーの業務を、好きな視点から見ることが可能です。
また、学習塾や幼児教育などのサービスを展開しているLITALICOでも「VR職業体験」プログラムを提供しており、3つの職業をVRで体験することで、得意・不得意を生かした仕事やアルバイトの選び方などを学ぶことができます。
さらに、ソフトウェア開発やコンテンツ制作などを行っている株式会社ジョリーグッドでは法人限定で職場体験のVRコンテンツを制作・提供しており、人材採用に関する最新事例の体験などが可能です。
ほかにも、リゾート企業が仕事を体験できるVRコンテンツを導入し、応募者に体験させ、ミスマッチを減らす取り組みを行うなど、子ども向けの職場体験はもちろん、離職率を低減させる目的で制作された、大人向けの職場体験VRコンテンツも多く存在します。
VR職業体験をした人の感想
VRによる職業体験コンテンツは、前述のとおり多くの企業が制作・提供しています。実際に職業体験をされた方々からは、「面白い仕事があって興味深かった。自分もこういう仕事に就きたいと思った」「普段見られない仕事の裏側を見ることができて面白かった」「自分にとって適職かどうかを見極めるよい材料になった」「将来の職業の選択肢が広がった」などの感想が寄せられています。
職業に関する動画やテレビ放映、文書や写真による資料など、VR以外の情報も多くありますが、やはり働く人の視点に立ったり、なかなか見ることができない詳しい業務内容などを知ることができるVRは、得られるものも違うようです。
メタツアーズのコンテンツで没入体験を
VR職業体験をより自身の将来に生かすには、まずはVRに慣れておくことが必要です。いくら良質なコンテンツでも、没入体験がしっかりとできなければ、その意味が薄れてしまう可能性があります。
メタツアーズでは高画質なVR動画で、高い没入感を実現。お子さまがVRの世界に慣れ、VRに親しめるような魅力的なコンテンツを豊富にご用意しています。小さなうちからVRに触れ、職業体験をはじめとした多くのVR動画により、さまざまな体験で多くの学びが得られるとよいですね。
教育機関向けのコンテンツに関するご相談、ご質問も、ぜひお気軽にお問い合わせください。
学校教育機関向けサービスはこちら