メタバースで注目されている国内企業をいくつかご紹介しましたが、今回も前回に引き続き、メタバースで人気を挙げている企業を見ていきます。
世界の企業は日本よりも進んでいる部分も多いので、どういった点が注目されているのか、ぜひチェックしてみてください!
グリー
2021年8月に100%子会社「RELITY(リアリティ)」を作り、メタバース事業に参入すると発表したグリー。国内企業のなかでもメタバースの最先端をいっているといっても過言ではなく、その活躍に期待が高まっています。
グリーは今後2~3年で100億円規模の事業投資を実施し、数億ユーザーの獲得を目指すと発表。「ワールド」機能を期間限定でアプリ内に公開し、8種類のバーチャルな空間のなかを自由に動き回ったり、アバター同士でコミュニケーションを取ることを可能としました。
シーズメン
アパレル企業で有名なシーズメンは、メタバース上のファッション事業に進出すると発表。その後、株価が急騰しそれまで300円前後だったのが、およそ2週間で一時は2540円にもなりました。
12月には「ポリゴンテーラーインポート」というメタバース領域への参入支援事業を開始するなどして、その活動に注目が集まっています。
ネクソン
ネクソンは子会社であるNAT GAMESとNEXON GTを2022年3月末に合併。Nexon Gamesとして、多様なゲーム開発を進めると発表しています。メタバースではなくあえて「バーチャルワールド」というワードを使用しており、メタバースを含めた幅広い場面でのゲーム活用に向け、制作や運用を進めています。
ピー・ビーシステムズ
ピー・ビーシステムズは2022年1月1日付で社内にメタバース推進部を設置しました。この部署では今後の需要拡大が期待される企業向けメタバースの構築に向け、仮想空間構築用のクラウド基盤設計はもちろん、VRコンテンツ制作やシステム運用までを一貫してサポートするとのこと。
新たなサービスに注目が集まり、株価も徐々に上昇しています。
Kudan
Kudanのグループ会社が2021年11月に顧客獲得を目的とした報告書「高精度マップと車両位置情報に基づくARを用いた運転ガイダンス」を発表。SLAM技術という自己位置推定と地図作成を同時に行う技術。そして高精度マップを使用し、ARナビゲーションをどのように実現しているのかを紹介しています。
これにより下落が継続していた株価にも影響があり、上昇の兆しが見えています。独自の技術による注目度アップで、今後さらなる素晴らしい技術開発も期待できるのではないでしょうか。
メタバースを活用できる大人になるために…
メタバースに参入する企業が増えるなか、「将来メタバースに関わる企業で働きたい」「VRを活用した仕事をしたい」と思う子どもも徐々に増加していくことが予想されます。メタバースを活用できる大人になるためには、やはり子どもの頃からメタバースについて知り、実際に触れることが大切です。
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