VRの広がりは、新型コロナウイルスの影響もあり、これを活用した旅行が人気を集めています。国内・海外のさまざまな場所へ手軽に行くことができるVR旅行を各社が提供するようになった理由は、いったい何なのでしょうか。
今回は、VR旅行を提供する企業を詳しくご紹介していきます。
VR旅行が提供されるようになった理由
VR旅行を多くの企業が提供するようになった最大の理由は、やはり新型コロナウイルスの感染拡大による自粛により、旅行を楽しむ方が激減したことだといえます。緊急事態宣言やまん延防止等重点措置により、旅行業界は現在も大きな打撃を受けています。
また、高齢化が進むなか、遠出をする人が減っているのも理由として挙げられます。
こうした理由から、VRを活用して自宅などの好きな場所にいながら海外や国内の各地へ旅行したような気分を味わえるVR旅行サービスの提供が増加しています。
VR旅行は修学旅行が中止となってしまった学生たちにとっても魅力的なサービスです。2D映像では味わえない高い没入体験を、VRは実現してくれます。新感覚の体験は課外授業や各種旅行に行けない学生たちにとって重要な「学び」や「楽しみ」の機会となると、導入する教育機関も増加しています。
VR旅行を提供する企業①HIS
旅行業界トップともいえるHISでは、ハワイやバリ島などのホテルを360度映像で見学できるVR動画を作成し店舗で提供しています。専用端末でVR映像による海外体験を楽しみながら、現地のホテルを下見。旅行に行けるようになった際には「ここだ」と思うホテルを選ぶことができるのも、嬉しいですね。
VR旅行を提供する企業②JTB
こちらも旅行業界大手のJTB。JTBは学生向けに、バーチャル修学旅行のサービスを提供しています。VR映像で現地に赴いたような気分を味わえることはもちろん、現地との中継による交流や体験も実現。感染リスクを抑えながら、本当に修学旅行に行ったような気分を味わえます。学校にいながら課外授業のような体験ができること、仲間と特別な時間を過ごせることは、学生時代の素敵な思い出作りに貢献します。
VR旅行を提供する企業③東京トラベルパートナーズ
東京トラベルパートナーズという旅行会社では、介護施設向けのレクリエーションサービスとして、VRコンテンツを用意しています。高画質映像でお送りするVR動画は、旅行に不安を抱く介護施設の入居者の方が、安心して旅行気分を味わえるような魅力的な内容となっています。生中継サービスなどの独特な内容もあり、こだわりのある旅行VRだといえるでしょう。
VR旅行は旅行会社以外も!
VR旅行=旅行会社というイメージも強いのですが、他業種でもVR旅行を提供している企業は存在します。ナーブやTraveIDX、キャドセンターなどではVRゴーグルを着用すれば手軽に旅行体験ができる、魅力的なコンテンツを作成。多くの方が思い出や記憶に残る体験ができるよう、手軽に利用できるサービスを用意しています。
非接触で好きな場所・時間に手軽に体験できるVR旅行は、さまざまな活用方法で注目を集めています。今後も多くの企業から、魅力的な内容のものが生まれることが期待できそうですね!
未知の世界へ、VRで飛び出そう
VR旅行はコロナの影響で旅行ができない人々の娯楽であると同時に、旅行会社各社が経営に受けたダメージを緩和させるための重要な材料でもあります。手軽に楽しめるコンテンツの誕生は、利用する側はもちろん、提供する側にも多くの恩恵を与えてくれるでしょう。
未知の世界に手軽に行くことができるVR動画を活用し、自宅での旅行体験を楽しんでみてはいかがでしょうか。
メタツアーズでも高画質映像が特長の、魅力的なVRコンテンツをご用意しています。この機会にぜひ、エジプトやサイパンの美しい景色を体験してみてください。
メタツアーズ公式動画はこちら