勤務先での
「VR活用アリ」がおよそ4割!
調査結果から読み解くVRの未来
VR元年と呼ばれた2016年から、VRは急速に普及しました。エンタメ要素が強いイメージだったVRも、現在はさまざまなシーンで活躍しています。
今回は、2018年に行われたVRに関するある調査の内容をまとめました!企業における当時のVRの意識を知ることで、現在のVRの普及の意味がわかるかもしれません。
調査概要
2018年に実施された「VRビジネス調査」は、VRのビジネス活用に焦点をあて、市場の動向や産業別の動向、関連企業の動向と消費者の体験状況などを調査し、まとめたものです。VRの認知度や体験者の割合、今後の展望についてまとめた調査結果では、多くの方がVRのビジネス活用に期待していることがわかりました。
VRの認知度や体験
そもそも2018年当時、VR(バーチャルリアリティ)という言葉を知っている人はどれくらいいたのでしょうか。調査結果によると、およそ26%が「よく知っている」、44%が「なんとなくわかる」、16%が「言葉だけは知っている」と回答。VRの認知度は認知度は全体の87.6%でした。
ARの認知度は34%、MRは20.3%であったことから、似たような言葉と比較すると、VRは非常に認知度が高いことがわかります。
VR体験者の割合
では、VRゴーグルを装着しての体験を実際にしたことがある割合はどれくらいかというと、調査対象者全体の13.9%でした。なかでもよく体験している人は2.8%と、まだまだ少なかったことがわかります。
VR体験をしたことがない人のなかでも、VRゴーグルの現物を見たことがある方、画像や映像で見たことがある方は非常に多く、VRゴーグルへの認知度は70%を超えています。当時VRゴーグルを知らない、見たことがないという方は全体の17.5%でした。
VR体験の内容で最も多いのはゲーム、続いて映像コンテンツ観賞と、エンタメ要素が強かったことが分かります。当時は勤務先や不動産、旅行などBtoBでの利用は少数かつ限定的でした。
企業での活用可能性があると回答したのは全体の4割!
VRに関する調査で、勤務先でのVR活用可能性について質問をしたところ38.7%、およそ4割が活用可能性「アリ」という回答をしました。用途についての質問に対しては、約半数が「研修やトレーニング」、37%が「顧客への商品説明やプレゼンテーション」、その他「製品の設計やデザイン」「商品やサービスのプロモーション・広告」などの回答も多く見られました。
現在のVR導入を見てみると、トレーニングのための導入や不動産物件などの紹介といった活用が多くされています。4年前に活用の可能性が期待されたVRは、着実に企業の作業効率化や販売促進に貢献してきているといえるのではないでしょうか。
進むVRの導入にメタツアーズも貢献します
VRは企業内、エンタメの場などに幅広く活用されています。今後もVRは、さらに活用シーンを広げながら、多くの人に認知・使用されていくことでしょう。
メタツアーズでも、VRの認知・導入を促進するため、子どものうちからVRについて学べる環境の提供に尽力しています。無料でお楽しみいただける動画コンテンツやメタバースニュースのほか、学校教育をよりよいものにし、VRについて楽しく学べる有料コンテンツもご用意。子どもたちが社会でもVRに対応できるような教育に貢献します。
有料コンテンツに関する情報は「VR教育」のページから。内容に関するお問い合わせなどもお待ちしております。
メタツアーズ詳細はこちら