メタバース、仮想空間という言葉をさまざまな場面で耳にするようになってきましたが、「そもそもなんでメタバースが注目されているの?」と疑問を抱く方もいるのではないでしょうか。メタバースが注目される大きな理由はその可能性の大きさだといえます。
今回は注目を浴びる具体的な理由に加え、現在の国内・海外のメタバースの動きについても見ていきましょう。
メタバースに注目が集まる理由は何?
メタバースが注目を浴びる理由は大きく以下の3つです。
- 仮想空間でのリアルな活動の可能性が非常に幅広いこと
- 仮想通貨で安全な取引ができること
- 自宅などにいながらのコミュニケーションが可能であること
仮想空間の大きさや活用方法は無限だといえます。メタバースのなかでは現実にはできないさまざまな体験ができ、そうした体験を生かしたビジネスも年々増加しています。また、メタバース空間でのイベントやショッピングなどには仮想通貨を用いることも多いのですが、ブロックチェーンを利用しているので、取引が安全に行えるのも、メタバースの魅力です。
さらに、メタバースはよりリアルなコミュニケーションを、自宅など好きな場所にいながら実現してくれます。Zoomなどのオンラインミーティングツールでは、相手の顔を見ながら話すことができますが、画面の向こうにいる相手とのコミュニケーションは今一つ現実味に欠けることも。
しかし、メタバースならアバターを用いるなどして目の前に相手がいるような感覚、同じ空間にいるような雰囲気を味わうことができ、より質の高いコミュニケーションを取ることが可能です。
海外のメタバースの動き
海外が注目するメタバースですが、海外ではどのような動きがあるのでしょうか。近年最も大きかったといえるのは、アメリカにあるFacebook社が2021年10月に、「メタ・プラットフォームズ」に社名を変更したことではないでしょうか。メタバースを強くアピールすることとなったこの社名変更は、世界的に話題となりました。
このほか、マイクロソフト社が「Microsoft Teams」をメタバース仕様にする計画をしていたり、中国のアリババグループがメタバース関連の商標登録を申請していたりと、世界中でさまざまな動きが見られます。
メタバースに参入する企業の株価にも大きな変動があることなどから、企業はもちろん個人でもメタバースに興味・関心を持っている人が多いことがわかります。
国内のメタバースの動き
国内では海外と比較するとメタバースへの投資・参入がまだまだ少ないといえます。しかし、徐々に参入企業が増えてきているのは事実です。
たとえば2021年11月には、東急やKDDIを中心に、年連動型メタバース「バーチャルシティコンソーシアム」を発足。メタバースの発展に向けての研究や情報発信が期待されています。
2021年12月に開催された「バーチャルマーケット2021」には100万人以上の来場者があり、ギネス記録認定されました。世界と同様、国内でもメタバースへの興味・関心は高まっており、コロナ禍における「おうち時間」の増加なども、個々のメタバース活用に影響しているといえます。
今後のメタバース参入企業にも注目しよう
ゲームやイベントはもちろん、資産運用や企業の作業効率化、サービス提供など幅広く活用されているメタバース。参入企業も徐々に増加しており、今後も魅力的な新サービスの登場が期待されます。
メタバースニュースでは、参入企業や新サービスの情報などを今後も随時更新予定です。進化するメタバースでどのような取り組みがされていくのか、楽しみですね!興味のあるサービスはぜひ試したり、活用したりしてみてください。
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