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メタバースはどう活用されている?参入企業の具体例を見てみよう

国内・海外で注目が集まるメタバースには、多くの企業が参入してきていますが、「メタバース活用」といって具体的なイメージが湧きにくい方もいるのではないでしょうか。

今回は、メタバースの導入事例を具体的にご紹介します。

①NIKEとビデオゲーム会社の連携

NIKEはさまざまなスポーツ用品を販売するメーカーとして高い人気を集めています。そんなNIKEがNFTスタジオ「RTFKT」を買収すると発表。ちなみにRTFKTはアメリカのビデオゲーム会社である「ATARI」と連携して、デジタルでデザインされたスニーカーを商品化し販売しています。

NIKEはそんなRTFKTを買収することで、仮想世界だけでなく、現実世界のスニーカーの売上アップを狙っているといえます。ほかにも「Roblox」というビデオゲーム会社と連携してメタバース上に「ナイキランド」を作るなど、メタバースへの参入が加速しています。

②ライブ配信アプリ「REALITY(リアリティ)」

今後2~3年で100億円規模の事業投資を行うことを発表し、早い段階でのメタバース参入が注目を集めているGREE。ライブ配信アプリ「REALITY」では、アバターを使用したコミュニケーションを世界中に提供しています。

そんなREALITYをメタバース事業にし、より多くのユーザーを生み出す方針であることが明らかになっています。既存のサービスがメタバースによってどのように進化するのか、期待が高まっています。

③Tencent(テンセント)がオンラインゲームに参入

Tencentは、中国の大手IT企業の1つです。Tencentが提供するオンラインゲームが、メタバースへ本格的に参入するのではないかと予想されています。

中国はネット規制が厳しいので、FacebookやTwitterなどのSNS活用ができません。そこで、メタバースを活用することにより、世界中の人に中国発信のサービスを知ってもらう、利用してもらうことを狙っているのではないでしょうか。

④バーチャル空間ツール「Mesh for Microsoft Teams」

Mesh for Microsoft Teams(メッシュ)はマイクロソフトからリリース予定の、新たなメタバース機能です。バーチャル空間でのミーティングが可能で、自身の身振り手振りなども反映されることから、高いコミュニケーションを実現してくれると期待されています。

マイクロソフトのサービスに限らず、こうしたリアルなコミュニケーションを実現してくれるオンラインミーティングツールは、在宅ワークの増加や世界との円滑なやりとりなどのためにも今後、徐々に増加していくことが予想されます。

⑤バーチャル空間ツール「oVice」 (オヴィス)

oViceはZoomと連携したチャットツールで、毎日100以上の仮想空間が開設されています。コミュニケーションツールとして誕生したoViceですが、ビジネスにおけるやりとりをする空間として進歩・活用されているのが特徴です。

oViceではアバターが仮想空間内を自由に動き、コミュニケーションを取ることができます。「スピーカー機能」を使えば仮想空間内にいる人全員に音声を伝えることができるので、リアルなミーティングに近い形での話し合いが可能です。

今後の新サービスにも期待しよう

メタバース参入の具体例をご紹介しましたが、この他にも魅力的なサービス、コンテンツは日々開発されています。メタバースの可能性は非常に大きいので、今後どのような新サービスがあらわれるのか楽しみですね!

国内・海外のさまざまな企業の動きに、注目していきましょう。

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