エンターテインメント教育など、さまざまな用途で活用されているVRを使用した心温まるプレゼントが話題となっています。
今回はアメリカン・ホンダモーターが提供した魔法のプレゼントに、注目してみました。どういった内容かをぜひ知ってください。
プレゼントを提供したのは
子どもたちにプレゼントを贈ったのは、アメリカン・ホンダモーター。これは日本でも有名な自動車メーカーHondaのアメリカ法人です。
アメリカン・ホンダモーターは長年、小児脳腫瘍治療の寄付を行っており、その一環として今回、カリフォルニア州にある小児病院にクリスマスプレゼントを贈りました。
日々病と闘う子どもたちへ、VRを使ったどのようなプレゼントがあったのでしょうか。
VRの内容
VRの内容は、こちらのサイトでも動画で視聴できます。病院内で過ごす子どもたちへのインタビュー、そしてクリスマスの飾りつけを進める様子などが映し出され、子どもたちは1つの部屋に集められます。
ワクワクしながら子どもたちが集まったのは、クリスマスツリーやキラキラの飾りで彩られた部屋。VRゴーグルを装着するとHONDAのロゴ入りのソリに乗りながら、美しいイルミネーションの街並みを楽しむことができます。
夜空に上がる花火、街なかを駆け抜けるサンタクロースのそりなどをVR動画で楽しむと、動画内で膝の上にプレゼントが…。現実世界でもスタッフが子どもの膝に同じ包みに入ったプレゼントを置き、なかには子どもたちが喜ぶ人形などのプレゼントが入っている、という内容となっています。
満面の笑み、感動で言葉を失う様子など、それぞれの方法で喜びを表現するさまざまな年齢の子どもたちの姿で、動画は終わっています。
動画から子どもたちが得たものとは
病気と闘う子どもたちは、毎日病院のなかで過ごし、外に出ることができません。そんななか贈られた今回のプレゼントは、イルミネーションで輝く街並み、夜空を飛ぶサンタクロースなど、やや非現実的ながらも「外の世界」を体感できるものだったことでしょう。
夢のような映像をリアルに体感することで、ただプレゼントを受け取るよりも喜びが倍増し、クリスマスの1日をより特別なものにすることができたのではないでしょうか。
笑いや喜びは、病気の回復の糧になるともいわれています。この体験を通し子どもたちは「頑張って治療に専念しよう」「元気になろう」という目標を掲げられたのであれば、アメリカン・ホンダモーターのプロジェクトは大成功だといえるでしょう。
VRによる素晴らしい体験で、さまざまな力を…
VRはリアリティある映像で、非現実的な体験を本当に体験しているような気分を味わえます。ゲームをよりリアルに楽しむ、仮想空間でのシミュレーションを現実に生かすといった用途が主として考えられますが、今回のような夢や希望にあふれた時間を提供するのにも有効です。
VRを通した多くの素晴らしい体験で、子どもたちはもちろん、今を生きる皆さんの未来がよりよいものになるようなコンテンツが、これからも多く登場するとよいですね。
メタツアーズのVR動画も美しい映像と音楽で、皆様に癒しの時間をお届けします。有料コンテンツではさまざまな学びを楽しく行えますので、ぜひチェックしてください。
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