世界でもいちはやくメタバースに参入した企業の1つとして注目を浴びているMeta。旧社名がFacebookであることをご存じの方も多いのではないでしょうか。
そんなMetaが2022年、どのようなコンテンツをリリースするのかがニュースとして注目されています。そこで今回は、Metaに関する情報をまとめました!
Metaとは
Metaは正式名称をメタ・プラットフォームズといい、アメリカのカリフォルニア州に本社を置く多国籍テクノロジー・コングロマリットです。2004年にFacebook、INC.として設立され、現在も世界中に多くの利用者が存在するソーシャルネットワークサービス「Facebook」は、国内でも知らない人のほうが少ないのではないでしょうか。
アメリカの情報技術産業のビッグファイブを構成する企業とされており、世界でも価値の高いブランドの1つであるFacebookは、2021年10月28日に、社名を現在のメタ・プラットフォームズに変更。その背景には業績悪化が見られるFacebookよりも、今後の成長が期待できるメタバース開発事業を中心に据えるためでした。
ちなみに社名は変更されましたが、現在もSNSは「Facebook」の名前のまま運営されています。
2022年内リリースの「Horizon」Web版とは
Metaは一体型VRヘッドセットである「Meta Quest 2」を販売しており、この売り上げが企業のメタバース部門での売り上げを押し上げています。
そんなMetaが2022年内にリリースを予定している「Horizon」Web版は、Metaが展開するソーシャルVRプラットフォームです。現時点は北米でのみ利用ができ、日本ではサービスを利用できません。
そんな「Horizon」Web版を2022年中にリリースすることが、明らかになっています。Web版はVRヘッドセットがなくてもスマホやパソコンなど、幅広いデバイスからアクセス可能。アクセスのよさを向上することで、より多くのユーザーを獲得することを優先したと、CEOのマーク・ザッカーバーグ氏は語っています。
「Project Cambria」も年内発売予定!
「Horizon」Web版に加え、一体型VRヘッドセット「Project Cambria(開発コードネーム)」も年内に発売される予定です。このVRヘッドセットは愛トラッキングや表情トラッキング、フルカラーで現実がみられるパススルー機能などが付与されると発表されています。
加えて今回明らかになったのは、その用途です。ザッカーバーグ氏は「業務用を想定している」とし、「将来、ノートパソコンや仕事環境に取って代わる」とも話しています。
どういった映像を見られるのか、仕事の場面でどのように生かされるのか、発売が楽しみですね。
今後のMetaの活躍にも期待!
Metaの事業の中心をSNSからメタバースへ切り替えたことは、非常に大きな経営転換として世界から注目されました。そして、今後もどういった新たなコンテンツを展開していくのか、多くの人が期待を持って見守っています。
年内にリリースされるコンテンツや商品はもちろん、今後のMetaの動きにもぜひ注目していきたいところです。本格的なコンテンツを使いこなせるよう、子どもの頃からバーチャルな世界に触れる機会を作っていきましょう。