VRだから実現できる世界は多くありますが、生命の起源を探るVRドキュメンタリーも、注目を集めています。
今回は、「アッテンボローシリーズ」でおなじみのデイビッド・アッテンボローさんによるVRドキュメンタリー「David Attenborough’s First Life」をご紹介します。
「David Attenborough’s First Life」とは
「David Attenborough’s First Life」は、4.5億年前の地球の生命の起源を探るVRドキュメンタリーです。単細胞生物の時代から海底を自由に動く生物へと進化していく様子を、美しい360度の映像で体験できます。
「David Attenborough’s First Life」はもともと、2010年にBBCで放送されたドキュメンタリーです。二部構成のシリーズものとして製作されたこのドキュメンタリーは、2011年にエミー賞を受賞。その後2015年にVR映像化され、さまざまな賞を受賞しています。
そして今回、2021年に改めて8K/60fpsのVR映像としてリメイクされました。
ポイントは美しい360度映像
おすすめはなんといっても、美しいCG映像です。カンブリア期の特殊な形をした古代生物たちをCGでリアルに再現しており、単細胞生物からの変化をよりわかりやすく見ることができます。目の前で動き回る生物たちを360度、好きな視点で見ることができるので、より高い没入感を得ることができるでしょう。
体験者が興味・関心を示した生物をピンポイントで追うことができるのは、VRならではの体験であり魅力の1つです。遠くにいる生物に焦点を当てて近くで観察することもでき、個々で楽しみ方を変えられるのもよい点だといえます。
体験を通して得られる知識は
CGとは思えないリアルな映像とVRの融合は、ただの映像や紙の資料では得られない発見や感情を呼び起こしてくれます。もちろん、ただ資料を眺めるだけでは得られない知識も多く吸収することが可能です。
VRは高い学習効果を得られるため、ドキュメンタリー映像やゲームなどのエンタメだけでなく、ロールプレイングなどにも活用されています。今回ご紹介したVRドキュメンタリーも、過去の生物をリアルに見ることで、遙か昔の地球をより身近に感じることができるのではないでしょうか。
VRで幅広い知識を蓄えよう
VRは高い没入体験で物事を当事者目線で捉え、さまざまな知識を得ることができます。仮想空間での体験を通し、学習面はもちろん情緒や記憶に残るものも多く、これまでの体験や学習では得られない効果も期待できます。
今後もさまざまなVRコンテンツが、私たちの学習や生活を充実したものへと誘ってくれるでしょう。
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