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さまざまな用途に活用されるメタバース!ふるさと納税呼びかけにも

メタバースでは展示会やライブなど、さまざまなイベントが開催されていますが、ふるさと納税に関する呼びかけを実施する自治体もあるようです。メタバースでふるさと納税を募ることには、どのようなメリットがあるのでしょうか。

今回は、ふるさと納税について、そしてメタバースの生かし方などをご紹介します。

ふるさと納税とは

ふるさと納税は、全国の様々な地域に寄付をすることができる仕組みです。「ふるさと」とありますが、実際の故郷ではない地域にも寄付が可能。寄付金の使い道を選ぶことができる、寄付金に応じた返礼品として、地域の特産品などがもらえる、税金の控除が受けられるなど、さまざまなメリットがあります。

ふるさと納税の手続きが簡単にできるサイトが多く登場したり、楽天などのショッピングサイトからも手軽にふるさと納税に参加したりできることから、年々多くの方に広まっています。

メタバースでふるさと納税について呼びかけているのは…

そんなふるさと納税の寄付金をメタバースで募集するのは、大阪府泉佐野市です。泉佐野市は、2022年8月に実施されるVRイベント「バーチャルマーケット2022 Summer」に出店し、ふるさと納税について呼びかけることを発表しています。

このイベントを主催するのは、東京都渋谷区にあるHIKKYという会社です。HIKKY主催のイベントに、ふるさと納税の呼びかけを目的に出店した事例はこれまでなく、泉佐野市の試みが初になるそうです。

ちなみに泉佐野市は、ふるさと納税の受け入れが積極的な自治体の1つで、2019年には寄付額の1~2割をAmazonギフト券としてプレゼントするキャンペーンなどを展開したことでも知られています。政府は過度な返礼品について規制を目指しているため対立しており、一度はふるさと納税の対象外となりました。

2020年には受け入れを再開し、これまでに集まった寄付金の額はふるさと納税開始の2008年から2021年3月までで、累計1000億を超えるといわれています。

メタバースでの呼びかけの魅力

2018年から定期開催されている「バーチャルマーケット」は、開催期間中100万人以上の来場者を集めた展示即売会です。この場をふるさと納税の呼びかけに活用することには、どのような魅力があるのでしょうか。

1つは、多くの方に注目してもらえる点です。バーチャルマーケットにはさまざまな目的の方が来場するので、ふるさと納税に興味がない方にも泉佐野市について、そしてふるさと納税について興味を持ってもらえるチャンスとなります。

また、返礼品をリアルに見てもらえるのも、「寄付をしたい!」と思わせるためには得策だといえます。ブースでは泉佐野市の公式キャラクターの3Dアバターや返礼品の3Dモデルを展示。来場者はどのような返礼品がもらえるのかを2次元の画像よりもリアルに見ることで「これが欲しいから寄付をしよう」と思うかもしれません。

また、この返礼品には仕掛けがあり、メタバース内で返礼品に触れると、泉佐野市運営のふるさと納税サイトへ遷移し、その場で納税申請ができるようになっています。思い立ってすぐに申請ができるということで、より多くの方が寄付をしてくれる可能性が高まりそうですね。

仮想空間を多くの目的に生かそう

仮想空間はさまざまな目的のために活用されますが、ふるさと納税の呼びかけに利用するのは意外だと思った方も多いのではないでしょうか。全国各地の多くの方が気軽に、そして手軽に集まれるメタバースをうまく利用することで、これまでにはなかった莫大な利益を生み出すのも、夢ではないかもしれません。

メタバースの進歩に遅れを取らないことはもちろん、今後どのような活用ができるのかも、ぜひ考えていってくださいね!

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