注目のVTuberについて2回にわたってご紹介してきましたが、実際にVTuberになりたいと思ったら、どういった活動を行い、収益を得ればよいのでしょうか。
今回は、VTuberに関する基本的な知識をまとめました!
VTuberの仕事
VTuberの定義は明確に定まっているわけではありませんが、主な仕事内容は、YouTubeでのライブ配信や動画投稿です。ゲーム実況や音楽、解説、企画、雑談などジャンルはさまざまですが、基本的にはリアルな人間が行うYouTubeの動画投稿やさまざまな媒体でのライブ配信と変わらないと思ってよいでしょう。
このほかにもイラストや3Dモデル制作を行うVTuberも存在しますし、1つのジャンルにこだわらず、ゲーム実況の傍らオリジナルの楽曲をリリースするなど、複数のジャンルで活動するVTuberもいます。
活動や表現の自由度が高いのも、Youtuberと同じだといえるのではないでしょうか。
収益を出すための方法
では、VTuberとして収益を出すにはどうしたらよいのか、その方法は大きく5つです。1つはYouTubeでの収益化。これには「YouTubeパートナープログラム」への参加が必須です。YouTubeで収益獲得を目指すなら、直近12ヶ月間の総再生時間が4000時間を超えていること、チャンネル登録者数が1000人以上であることが1つの目標となります。
YouTube以外の場での配信で収益を得るのが、2つ目の方法です。ニコニコ動画やSHOWROOM、17LIVEやツイキャスなど、VTuberが活躍できる配信サイトは多々あるので、YouTubeと並行したり、複数のサイトを活用したりして収益化するのもよいでしょう。最も人気が出た媒体に絞るのも、1つの選択肢だといえます。
このほかにも、ファンコミュニティサービスで、ファンへの特典と引き換えに支援を得る、グッズや楽曲をリリースして収益を得る、企業案件に参加して報酬を得るなど、さまざまな方法で収益を出すことができます。
いずれにしても個性や特技を活かし、多くのファンを獲得することが条件となり、そのためには細かなキャラ設定や動画の方向性を決めること、人気が出るようなキャラクターを作成することなどが求められます。
メタバースが活動を広げるカギに?
VTuberというと、現在はYouTuberのように平面での動画・ライブ配信がメインとなっています。しかし2次元の強みを活かしメタバースへと活動の場を広げれば、より多くのファンや収益の獲得が見込める可能性があるといえるでしょう。
仮想空間にかわいらしいキャラクターが登場し、ライブやトークなどを行えば、ファンは間近でそれを鑑賞することが可能。より身近に感じられるVTuberの存在に、「もっと応援したい!」と思ってくれる方も増えることが期待されます。
メタバースで活動するVTuberは既に存在しますが、今後より多くのVTuberがメタバースに進出することで、VTuberへの注目はもちろん、メタバースの認知度も高まっていくのではないでしょうか。
YouTuberはもう古い!?これから目指すならVTuberも
YouTubeは世界一といっても過言ではない動画プラットフォームですが、今後は生身のYouTuberではなくVTuber、平面動画ではなくメタバースへと、徐々に形態が変化していく可能性もあります。
未来を見据えてこれから目指すなら、YouTubeだけでなく、VTuberとして活動することも視野に入れるとよいかもしれません。スキルを磨きながら、稼げる、有名になれる方法を模索していきましょう。