実際に試着をしなくても、スマホをかざしたり、店頭の鏡に自身を映すことで、簡単に試着ができるバーチャル試着は、店頭やECサイトなどで広く活用されています。そんなバーチャル試着を、Amazonも導入したというニュースが入ってきました。
今回は、Amazonのバーチャル試着についてご紹介します。
「Virtual Try-On for Shoes」とは
世界中で多くの方が利用しているネットショッピングサイト「Amazon」が、「Virtual Try-On for Shoes」というスニーカーのバーチャル試着サービスを開始しました。2022年6月現在、こちらのサービスを利用できるのは、アメリカとカナダ圏のみとのことです。
ちなみに「Virtual Try-On for Shoes」は、iOSのAmazonショッピングアプリで利用できるので、特別な設定や新たなアプリをインストールするといった手間はかかりません。
サービスの内容
「Virtual Try-On for Shoes」は、数千種類のスニーカーをバーチャルで試せるサービスで、靴を履いたときのイメージをさまざまな角度で確認できます。試着したい靴を選び、商品画像下にある「バーチャル試着」ボタンをタップするだけで、簡単に試着が可能です。
スマホを自身の足にかざすと、履いたときの雰囲気をチェックできます。ニューバランスやアディダス、リーボック、アシックス、PUMAなど、人気メーカーのスニーカーを試着することができ、試着中に靴の色をシームレスにも変更できるそうです。
また、バーチャル試着の様子を撮影し、SNSにアップすることもできます。今後も試着可能なブランドやスタイルを徐々に拡大していく予定で、その可能性の広がりにも期待できそうです。
バーチャル試着の魅力
バーチャル試着は、実際に靴を履いたときの様子をよりリアルに見ることができます。合わせたいパンツやスカートなどを履いて、バーチャル試着をすれば、コーディネートの相性などをチェックすることも可能。
また、自身の肌色に合っているかどうか、スニーカーの形がイメージ通りかどうかなども確認できるので、「思っていた感じと違う」というネットショッピングならではのミスマッチを防ぐことができるでしょう。
ただし、靴は洋服以上に実際に試着しないと、フィット感などがわかりにくいものです。バーチャル試着では、履き心地までチェックできないので、こうした部分のミスマッチをどのように解消していくのかも、今後の課題だといえるのではないでしょうか。
日本でのサービス開始が待ち遠しい!
「Virtual Try-On for Shoes」は今後、利用者のフィードバックをもとに改良をすすめ、サービス提供地域も徐々に拡大していく予定です。日本でも多くの方が利用しているAmazonで、バーチャル試着ができる日が来るのはいつになるのか、とても待ち遠しいですね。
お気に入りの一足を見つけられる魅力的なサービスがリリースされる日を、楽しみに待ちましょう。