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灯台に暮らす少女の自立と成長を描く!2017年公開のVRアニメーション

2016年、ロサンゼルスで開催されたイベントで話題となったVRアニメーション「Arden’s Wake」。5年の年月を経て、2021年にオンライン販売が開始されました。VR映画としては古い分類ともいえるこのVRアニメーションには、どのような魅力があるのでしょうか。

今回は、「Arden’s Wake」の特徴などをご紹介します。

「Arden’s Wake」とは

「Arden’s Wake」は海難事故で母を亡くした少女の物語です。母が亡くなってから、父と2人で海の上にある灯台で暮らしている少女は、父から海に入ることを禁止されていました。

しかしある日、父がダイビングに行ったまま行方不明になってしまいます。少女は意を決し、禁じられていた海へ父親探しの旅に出かけるのです。少女の自立、そして成長を描いた、およそ30分の作品になっています。

2016年に開催されたVRイベントで、「Arden’s Wake」は特に話題になっていました。体験ブースは大盛況で、体験するまでに数時間の待ち時間を要したそうです。

作品の魅力

「Arden’s Wake」の魅力は、VRならではのジオラマ的演出です。主人公の少女が父親を探しに海中を冒険するシーンでは、体験者に海の生物や白い竜が近づいてくるのですが、大きさと存在感に驚かされます。

これは、作品を制作したPenrose Studios独自の効果的な演出だといえます。また、Penrose StudiosはVRアニメーションに、制作のために「Maestro」というシステムを開発。一般的なVR映画製作は、フレームモニターやVRヘッドセットを使用するため、リアルタイムでのオペレーションが困難です。しかし、Penrose Studiosのシステムを使えば、クリエイターやエンジニアなどのスタッフが、同じVR空間にアクセスして、制作を進めることができます。

「Maestro」のおかげで、壮大な世界観を表現することができたと、監督も説明しており、緻密で美しい表現は、多くのエンジニアやクリエイターの努力の結晶だといえるでしょう。

今後の作品にも期待?

Penrose Studiosは「Arden’s Wake」で、第74回ベネツィア国際映画祭で「Best VR」を受賞。世界中の映画祭でも人気を集めました。

その後、特に話題に上がることはありませんでしたが、制作後のインタビューで監督は「今後は、インタラクティブ機能を追加した作品にも興味がある。ストーリー全体を通し、完全なインタラクティブ機能を構築し、それらを連携させるには、多くのAIが必要になる。」と語っています。

作品やシステムなどの発表がないPenrose Studiosですが、また世界から注目を浴びる作品が発表される日も、近いかもしれません。

VR映画でこれまでにない世界を堪能しよう

VR映画は、世界中の映画祭やイベントなどの多くの場に発表の機会を増やし、多くのファンを獲得しています。人気作品は自宅でも楽しめるよう、人気ストアやサイトで販売・公開されています。

従来の映画にはなかった360度のリアルな映像は、私たちに新しい景色を多く見せてくれます。30分弱の映像のなかで強く心に残る、さまざまな映像やストーリー、景色をぜひお楽しみください。

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