メタバースの可能性は非常に広く、さまざまなメタバースが登場しています。そんななか注目を集めているのが、2022年2月に始動した「バーチャル大阪」です。
今回は、「バーチャル大阪」がどういったものなのか、見どころをご紹介します。
「バーチャル大阪」とは
「バーチャル大阪」は、大阪府、大阪市とKDDIが共同で制作した都市連動型メタバースです。大阪・関西万博と呼ばれる「2025年日本国際博覧会」に先駆け、メタバース上で大阪の魅力を国内はもちろん、世界にも発信することを目的としています。
また、「City of Emergence(創発する都市)」をテーマに、1人ひとりの体験や表現を通じ、新たな大阪の文化の創出、コミュニティの形成に寄与することも、「バーチャル大阪」制作の目的とされています。
こちらのサービスは2021年12月にプレオープンし、2022年2月28日より本格展開を開始しました。
「バーチャル大阪」の魅力
「バーチャル大阪」の空間内には「新市街」と呼ばれるエリアがあります。ここには実在する道頓堀や大阪城、梅田スカイビルなど、大阪の代表的なスポットが多く存在。音楽ライブやアニメとのコラボイベント、買い物ができるバーチャル商店街などさまざまなサービスも展開されています。
また、「バーチャル大阪」と2020年5月に開設された「バーチャル渋谷」をつなぐワープゾーンも設けられ、大都会の2つの町を自由に行き来できるとのこと。リアルな世界では新幹線などで数時間かけないと行けない東京都・渋谷に一瞬でワープできる、まさに近未来的な演出にも注目が集まっています。
どこで楽しめる?
「バーチャル大阪」の新市街エリアへは、どのような方法で行くことができるのか、気になる方も多いのではないでしょうか。こちらのサービスはメタバースプラットフォーム「cluster」のアカウントと専用アプリが必要です。
これらを取得すれば、スマートフォンやパソコン、タブレットなどさまざまな端末からアクセスできます。尚、「バーチャル大阪」は無料で楽しめますので、ぜひお手持ちの端末にアプリをインストールし、体験してみてくださいね。
現実にあるスポットも、メタバースで堪能しよう
バーチャル渋谷、バーチャル大阪など、現実に存在する有名なスポットを仮想空間で楽しめるサービスは徐々に増えてきています。今後、バーチャル大阪ではさらなるサービス展開を予定しており、2025年の万博に向け、大阪が世界からより注目される、親しまれることに貢献するでしょう。
渋谷や大阪以外のさまざまな都市も、今後メタバースへの進出が期待されます。日本、そして世界の有名なスポットへ行ったような体験がリアルにできるメタバースで、自宅などにいながら遠方の町の散策をお楽しみください。
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