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「麒麟獅子舞」をVRで!日本遺産の魅力を知ろう

突然ですが、「麒麟獅子舞」という伝統芸能をご存じでしょうか。「麒麟獅子舞」とは鳥取県に伝わる珍しい獅子舞で、今回ご紹介するのは、獅子舞の舞いの様子を360度のVR動画にしたものです。

「麒麟獅子舞」について、そしてVR動画の内容やその魅力を、ぜひ知ってください。

「麒麟獅子舞」とは

「麒麟獅子舞」は、鳥取県に伝わる獅子舞です。通常の獅子舞はその名の通り「獅子」、つまりライオンのような姿をイメージして作られていますが、「麒麟獅子舞」は違います。

「麒麟獅子舞」の頭部は中国から伝わった角のある霊獣「麒麟」です。動物園にいる首の長いキリンではなく、麒麟ビールのパッケージにもなっているイラストをイメージすると、わかりやすいでしょう。

この舞いはなんと1652年。鳥取東照宮建立の祭礼行列に登場したのが、始まりだといわれています。現在も鳥取県内の多くの神社の祭礼で奉納されており、神社によって舞いや拍子がやや異なるのも特徴の1つです。

麒麟獅子舞は昭和34年から現在まで、鳥取県内の7カ所の神社のものが鳥取県の無形民俗文化財に指定されており、平成21年には「因幡の麒麟獅子舞」が、国重要無形民俗文化財に指定されました。

VR動画の内容

そんな「麒麟獅子舞」をリアルな映像で見ることができるVR動画は、鳥取県因幡地域、そして兵庫県但馬地域にある7市町によって設立された『日本遺産「麒麟のまち」推進協議会』によって制作されました。

VRドローンを使って撮影された映像は、普段は神社の祭礼でしか見ることができない「麒麟獅子舞」を、素晴らしい芸術作品として楽しむことができる、こだわりの演出がなされています。

さまざまな絶景のなか、空中や水中などからも撮影が行われ、「麒麟獅子舞」の魅力とともに、鳥取県や兵庫県の美しい景色の魅力も伝わる映像となっています。

動画の魅力

VR動画には、各所で舞う「麒麟獅子舞」だけでなく、智頭農林高等学校の郷土芸能部の皆さんや、各市町の麒麟獅子舞保存会の方々も出演しています。地元民が一丸となり制作された動画で、地域振興への貢献も期待大です。

また、多くの美しい景色のなかでもやはり注目したいのは、鳥取砂丘でしょう。青い空と海をバックに、砂浜のうえで朱色の麒麟獅子が舞う姿は、目にする方々に感動を与えること間違いなしです。

「麒麟獅子舞」のVR動画は、YouTubeで視聴可能です。一風変わった獅子舞を、好きな視点でぜひご堪能ください。

無形の「遺産」も、リアルに残せる時代へ

有形の遺産や歴史の1ページなどが、写真や二次元映像ではなく、VRの立体的な映像で記録されたり復元されたりする時代。今回ご紹介した「麒麟獅子舞」のように具体的な形のない「無形」の遺産も、今後立体的で美しい映像として、よりリアルに残す機会が増えるのではないでしょうか。

リアルな映像による高い没入体験で、視聴者はより深く「麒麟獅子舞」に興味を持ち、その舞いに魅了されることが期待されます。後世に残すべき遺産や住民の暮らしなどを、VRで多く記録していける未来がくるとよいですね。

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