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VRでアート鑑賞!「バリアフリー美術館」とは

VRで鑑賞できる美術館や博物館は多く存在しますが、「バリアフリー美術館」と称された美術館が、スタートに向けて準備を進めています。バリアフリー美術館では、どのような作品が展示されるのでしょうか。

今回は、バリアフリー美術館に関する情報をまとめました!

鳥取県が開設に向け始動!「バリアフリー美術館」とは

バリアフリー美術館は、鳥取県が2022年秋以降の開設を目指している現在進行中のプロジェクトです。運営は一般社団法人「アートスペースからふる」が行います。

同団体の副理事長は、「県外、さらには世界の人に見てもらえる。制作する本人がもっとやりがいを感じたり、新たにアートに取り組む人が出てきたりするとうれしい」と、「バリアフリー美術館」が多くの制作者によい効果をもたらすことをに期待を寄せています。

展示されるのはどんな作品?

美術館、といっても有名な画家やアーティストたちの作品が並ぶわけではありません。「バリアフリー美術館」に展示されるのは、障害者によるアート作品です。民間による障害者アートのVR展示会は過去にも例がありますが、都道府県が主催するのは初めてとのこと。

この施設の仮想空間内は一般の美術館をイメージした内装で、100点ほどの作品を定期的に入れ替えながら展示するそうです。

展示内容については福祉関係者、そしてアートの専門家らが協議し、障害者の芸術作品はもちろん、県内で高い評価を得ているアーティストの作品も並ぶ予定です。認知度は高くないものの、感性に訴える素晴らしい作品が、鳥取県内には多くある、と県の障がい福祉課担当者は語っています。

「バリアフリー美術館」の魅力

「バリアフリー美術館」は、VRを活用したオンライン展示を行うことで、美術館に行くことが困難な方も、手軽に美術鑑賞を楽しむことが可能です。また、鳥取県内の優れたアートの数々を、地元や周辺地域の方のみならず、全国、そして世界に発信し、より多くの方の目に触れることを実現します。

現実世界においても進む「バリアフリー化」ですが、既存の建造物に関してはバリアフリー環境が完全に整っていないことも少なくありません。後付けのスロープやエレベーター、多目的トイレなどでより多くの方が利用できるようになっている施設もありますが、そういった建物でも、車椅子の方や何かしらの障害を抱えている方は、入れないエリアが存在することも。

しかし、VRではこうした問題がなく、誰でも平等に用意された空間を楽しむことができます。足が悪いから、1人では行けないから、という障害を抱える方はもちろん、「遠いしお金もかかるから、行きたくても行けない」といった健康な方も「バリアフリー美術館」なら解決することができるでしょう。

VRはさまざまな「不可能」を「可能」にする

障害者アートは近年、一層の注目を集めており、国際的に活躍するアーティストも増えてきています。鳥取県では2019年以降、4カ所の施設が障害者アートを積極的に紹介する「はーとふるアートギャラリー」に認定され、多くの障害者がアートに勤しんでいます。

VRは高い没入体験で、素晴らしい作品やアーティストの認知度を高めることに貢献します。また、現実世界では莫大な費用を要することもあるバリアフリーを容易に実現させるなど、「不可能」を「可能」にする高い技術もあるのです。

「バリアフリー美術館」がオープンした際には、どのような作品を楽しめるのかについても、ご紹介したいと思います!さまざまなVR内の施設に、これからも注目していきましょう。

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