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隔離措置された中国杭州市をVRで!映像の内容で見る、当時の様子

2020年から現在も尚、世界的に猛威をふるっている新型コロナウイルス。その始まりともいわれている中国・武漢の近くにある杭州市では、蔓延が始まった当初1ヶ月以上市民の隔離が実施されました。

今回ご紹介するのは、2020年当時制作・公開された隔離措置中の杭州市の様子をVRで見ることができる映像です。静まりかえった街の様子からは、どういったメッセージが伝わってくるのでしょうか。

公開された映像の内容

杭州市は、武漢から数時間の場所に位置する都市で、中国浙江省の省都でもあります。公開されたおよそ6分の映像は、中国のVR関連企業FXGの創業者Nikk Mitchell氏によって制作されました。

2020年、新型コロナウイルスの影響で市民の自宅に待機する日々が続いた当時の杭州市は、ほぼ無人状態。街を行き交う人はほとんどありません。新型コロナウイルス流行前のにぎわう街の様子も収められており、一変した状態を比較することができます。

当時の杭州市の様子

人口1000万人近い都市である杭州市は、武漢から近いこともあり、初期の段階で外出禁止令が出されていました。VR映像が撮影・公開された3月時点でも「特定のエリアから出ることは許可されていない」との市民からの報告があり、厳戒態勢が敷かれていたことが分かります。

VR映像内でも、道路を走る車は見受けられますが、歩いている人はほとんどおらず、以前は多くの人でにぎわっていたショッピングセンターのなかも、ほぼ無人でした。

そんな杭州市は、中国でもいち早く健康コードを導入。赤・黄色・緑の3色のQRコードで示された健康状態は、デジタル証明書として使用することが可能で、市民は学校やビル、スーパー、道路などさまざまな公共の場面において、コードのスキャンが求められていました。

健康状態が良好(緑)な市民は自由に町の中を移動できる、黄色や赤の人は自己検疫を要請されるという方法で、感染拡大防止に務めるこのシステムは、杭州市だけでなく中国全土で現在も活用されています。

コロナがVR分野にも影響した?

2020年3月といえば、日本でも初の「緊急事態宣言」が発令された頃。世界中で新型コロナウイルスの流行は予断を許さない状態となっていました。VR元年と呼ばれる2016年から飛躍的に進歩を遂げてきたVRやARですが、振り返ってみると新型コロナウイルスという未知の病により求められた「STAY HOME」が、さらなる広まりや進化に影響したといえるでしょう。

たとえば2020年当時、外出ができない状況を乗り切るための試みとして、「VR動物園」が期間限定で無償提供されたり、VRによるイベント開催が増加したりしました。海外でも、VRを活用したイベントはもちろん、VRカンファレンスの実施なども報告されています。

世界的な混乱を招いた新型コロナウイルスは、さまざまな悪影響をもたらしましたが、VR・ARのように進歩・発展につながるような事例も、少なからずありました。

未だ終息のめどが立たない状況が続いていますが、一刻も早く世の中が元の状態に戻ることを祈るばかりです。

おうち時間を充実させるVRを活用しよう

コロナを機に、自宅で過ごす時間が長くなったという方も少なくありません。1人で、家族で家にこもっていると、気が付かないうちにストレスが溜まっていることもあります。VRは、現実にはなかなか行くことができない場所、存在しない場所に行ったような体験を通し、そんな「おうち時間」の気分をリフレッシュしてくれるでしょう。

ぜひVRを活用し、休日や就寝前の時間を、有意義なものにしてください。

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