「世界猫の日」に合わせ、新宿の巨大ビジョンではポケモンたちが飛び出す映像が公開されていると話題になっています。どのようなキャラクターたちが、街ににぎわいを見せてくれるのでしょうか。詳しい内容をご紹介します。
「世界猫の日」とは
そもそも「世界猫の日」とは何なのか、知らない方も多いのではないでしょうか。
日本の「猫の日」は、「ニャンニャンニャン」という語呂合わせから、「2月22日」とされていますが、世界では「ニャン」とも「cat(猫)」とも無関係そうにみえる8月8日に制定されています。
そもそも、この「世界猫の日」は2002年、カナダに本部を置く「国際動物福祉基金(ifaw)」が制定しました。しかし、なぜ8月8日なのか、明確な理由は明らかになっていません。しかし、「ifaw」の活動内容や世界での猫の殺処分数を考えると、「猫について考える、猫を敬う、猫を救う」といった意味を込めて「世界猫の日」を制定したことがわかります。
新宿駅の大型ビジョンから、ポケモンたちが飛び出す!
多くの人から愛される「猫」を主役にした「世界猫の日」に合わせ、東京都新宿区の新宿駅東口にある「クロス新宿ビジョン」では、たくさんのポケモンたちが飛び出すイベントを開催。こちらは長年人気を集めるゲームアプリ「ポケモンGO」の立体広告です。
初代ポケモンから最新のバージョンまで、数多くのモンスターが登場しますが、今回は「世界猫の日」にちなみ、名前に「ニャ」や「ネコ」のつくポケモンたちが勢揃い。モンスターボールから飛び出す様子や、それぞれが持つ技を披露する姿を、3D映像で楽しめます。
こちらの映像の放送期間は「世界猫の日」である8月8日から、9月5日までです。期間中は、ゲームアプリ「ポケモンGO」でも、クロス新宿ビジョン周辺に「ニャ」や「ネコ」のつくポケモンが出現するとのこと。新型コロナウイルスの感染拡大は、まだまだ予断を許さない状況が続いていますが、感染対策をしながら、ぜひかわいいキャラクターたちが飛び出す様子を見たり、アプリ内で普段ここでは見られないキャラクターを捕まえたりしたいですね。
「クロス新宿ビジョン」の立体広告
「クロス新宿ビジョン」はJR新宿駅と新宿歌舞伎町を結ぶモニア番街入り口にある建物の屋上(4階部分)に設置された街頭ビジョンです。最新の4K画質LEDと、良質な音響を提供するスピーカーで、どこよりも美しい映像を提供するとうたわれており、これまでもさまざまな映像を映し出してきました。
新たなランドマークとして、「クロス新宿ビジョン」のイメージキャラクターである「新宿東口の三毛猫」の巨大映像をはじめ、ポムポムプリンやNIKE、トップガン、モンスターハンターなど、これまでも多くの立体広告を放送してきました。
企業の広告はもちろん、建物の1~3階のイベントスペースとの連動も可能。さまざまな可能性を持ち、今後の活用方法にも注目が集まっています。
3D映像でも、より豊かな表現を
仮想空間での時間を楽しむVR、リアルな世界に仮想のモノを映し出すARはもちろん、立体的な3D映像も進歩しています。都会では動く広告なども当たり前になりつつある今日この頃ですが、高画質な立体広告も、今後より多くの街で見られるようになるのではないでしょうか。
3D映像は見る人が楽しめることはもちろん、製品や企業などの魅力を伝えるのにも効果的です。表現の幅がより豊かになるさまざまな技術の登場、進化にこれからも期待したいですね。