さまざまなVRヘッドセットの開発・販売がされるなか、日本で「Varjo Aero」のレンタルサービスが開始されました。注目の「Varjo Aero」をレンタルで体験できる魅力は、どこにあるのでしょうか。

今回は、製品の魅力に加え、レンタルサービスの概要などもご紹介します。

「Varjo Aero」とは

「Varjo Aero」は2021年10月に発表され、2022年1月より販売が開始されたVRヘッドセットです。フィンランドのVarjo社が開発しており、1月時点での販売はフィンランド国内のみとなっています。

「Varjo Aero」はVarjoシリーズ最新モデルで、最大35ピクセルの高解像度、115度の広視野角、組込型アイトラッキングシステムなど、さまざまな高性能を備えた製品です。主にシミュレーションやトレーニング、製品設計などの分野で、各企業における活用が進んでいますが、フライト、レーシングなどのシミュレーションに高性能VRヘッドセットを要する個人顧客にも親しまれています。

ソフトウェアライセンスのサブスクリプション不要で、動作環境を満たすノートパソコンで使用できるのも、特徴だといえるでしょう。

レンタルサービスの概要

そんな「Varjo Aero」ですが、日本での販売は行われていません。そこで、日本初の「Varjo Aero」レンタルサービスを開始することを、2022年6月に明らかにしました。レンタルの申し込みは専用ページから手軽に行うことができ、北海道や九州、離島を除く地域は往復送料込みで24,980円からレンタル可能。レンタル期間も1週間、2週間、4週間から選べます。

ベースステーションやコントローラーなどのオプション品が必要なユーザーに対しては、これらのレンタルも実施しているほか、動作のために必要なパソコンそのものがない、という場合にはパソコンのレンタルもできるので、より多くの方が体験することができるでしょう。

多くの方がよりよい体験を実感！

VRヘッドセットは安価なものから高価なものまで幅広く存在しますが、質のよい製品を購入しようと思うと、どうしても高い予算が必要です。しかし、クチコミや性能を確認して購入しても思ったような体験ができなかった、自分には合わなかったというケースもあるため、購入には慎重になります。

「Varjo Aero」は購入価格が日本円でおよそ22万円といわれていますので、25,000円ほどでお試しができるなら高くはないでしょう。レンタルによる売上増はもちろん、多くの方がよりよい体験を実感することで、購入につながれば、さらなる売上アップにも貢献するのではないでしょうか。

高性能な機器の活用で、上質な体験を

VRやメタバースは、コンテンツや空間そのものの質を求められることはもちろん、再生機器や環境に左右されるのも事実です。より高性能な機器を使うことは、高い没入体験の実現にもつながりますので、せっかくならよりよい製品を手に入れたいところです。

レンタルで体験をしてから購入すれば、製品に関する疑問や不安も解消されます。ご自身に合った製品で、上質なVR体験を実現しましょう。