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ライトノベルを原作としたVR作品!その魅力とは

日本で制作されたVRの1つに、大人気ライトノベルを題材とした作品があります。2019年に公開された「狼と香辛料VR」は、どういった魅力が詰まった作品なのでしょうか。

今回は、作品の見どころをご紹介します。

「狼と香辛料VR」とは

2019年に制作された「狼と香辛料VR」は、支倉凍砂により執筆されたライトノベルをVR化したものです。原作「狼と香辛料」は作者のデビュー作でもあり、2005年の第12回電撃小説大賞では、銀賞を受賞しました。大人気ライトノベルとしてマンガ化やアニメ化、ゲーム化、インターネットラジオ配信などが行われました。

2020年10月時点でのシリーズ累計発行部数は500万部を突破しており、今回ご紹介する「狼と香辛料VR」に加え、2019年8月には「狼と香辛料VR2」の制作も発表されています。

「狼と香辛料VR」は、クラウドファンディングで制作資金を集めたことから、制作者、そしてファンの熱い気持ちが多く込められているともいわれています。3つのストーリーが描かれた作品は舞台を見ているような感覚で体験でき、どれも心温まるストーリーとなっているのが特徴です。

空間を感じられる水車小屋が舞台

VR作品の舞台は、森のなかにある水車小屋です。狭い小屋のなかでストーリーが展開し、またさまざまなことが語られるため、よりその空間を感じることができます。小屋の外で雨が降るシーンでは、寒そうな外の世界を感じることで、映像のたき火に暖かみが増します。

また、小屋のなかを狼少女「ホロ」が歩き回るので、ホロに視線を向けることで自然と小屋のなかを見渡すことができるのも、空間を感じさせる演出の1つです。

存在感あるキャラクターに注目

小屋のなかではホロが体験者と会話をしたり歩き回ったり、干しぶどうを食べたりと自由に行動します。体験者の隣に座るシーンなどもあり、その存在感がよりリアルな体験を提供してくれます。

ホロのしっぽに振れる、ホロのさまざまな表情を見るなど、同じ空間に存在するキャラクターを感じられることは、作品のファンにとってはたまらない体験なのではないでしょうか。

小屋のなかという1つの空間で繰り広げられる物語でありながら、シーンの展開も秀逸(しゅういつ)です。たとえば、ホロが自身の夢を語るシーンでは小屋のなかに突如パン屋が出現するなど、言葉だけでは伝わり切らない情報を、視覚から入手することができます。こうした演出で、ストーリーにスムーズに没入できるのも、人気を集める理由の1つでしょう。

工夫の凝らされたVR作品を楽しもう

「狼と香辛料VR」は、最後のシーンまで目が離せない演出となっています。ホロが体験者を見つめるシーンで何を感じるかは、体験者がそれまで追ってきたストーリーをどう捉えるかによっても変わってくるのではないでしょうか。

また、「ふれあいモード」ではホロと触れ合う体験もできるので、本編とともにこちらもぜひ楽しんでいただきたいです。

世界中で多くのVR作品が制作されていますが、日本にも優れた作品はたくさんあります。今回ご紹介した作品のように原作があるものならば、より親しみやすいでしょう。今後も、VRならではの工夫が凝らされたさまざまな作品を、ぜひ楽しんでくださいね。

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