ゲームや映像コンテンツなど、エンタメ要素が強い印象のVRですが、学校や企業での教育・トレーニングにも広く活用されています。今回ご紹介するのは、物流企業向けの安全教育にVRを取り入れた事例です。
「Dri-VR(ドライバー)」フォークリフト編の詳細を、見ていきましょう。
「Dri-VR(ドライバー)」とは
「Dri-VR(ドライバー)」は、物流や製造を担う企業、団体向けのVRコンテンツです。企画・開発・販売を行っているのは、愛知県尾張旭市にある合同会社サンダーボルト インタラクティブ。実写系安全教育VRとしては、導入実績、そして効果ともに業界ナンバーワンを誇る会社です。
今回ご紹介するフォークリフト編以外にも、これまで「自動車事故編」「駐車場事故編」「あおり運転編」「交差点事故編」などの交通事故に関するコンテンツ、「トラック・トレーラー編」や「転倒災害編」「落下事故編」など、物流・製造業にありがちな事故を体験し、回避方法を学ぶコンテンツがリリースされています。
危険に関わるリアルな映像は、本当に事故を体験したような感覚を味わうことが可能です。
フォークリフト編の内容
2022年7月にリリースされたフォークリフト編は、以前にリリースされた「トラック・トレーラー編」を導入した企業から「物流とフォークリフトは切っても切れないつながりがある」という意見から、開発の実現に至りました。
実写をメインとしたコンテンツでは、作業中に起こり得る可能性がある多くの危険を体験できます。たとえば、トラック等搬入時の危険性やけん引による搬出時の危険性、前方が見えない搬送での危険性などです。11の危険なシーンを1シーンにつき3~5分で簡潔に学べるのも、「Dri-VR(ドライバー)」の魅力だといえるでしょう。
VR体験ならではの学びや効果とは
危険に関する情報は、写真や2次元動画、講習会などで学ぶことも可能です。しかし、VRを活用することで、効果的かつ効率的な学びを実現できます。「Dri-VR(ドライバー)」が選ばれる理由として挙げられるポイントは、次の5点です。
- VRで実際の事故を「体験」することで、効果的な学習が可能
- 短時間の動画で、事故体験と原因説明、安全対応がわかる
- 没入感あるVR映像で、集中力を維持
- 操作が簡単なので繰り返し学べ、安全意識の持続につながる
- 販売数や効果の実績ナンバーワンというブランド力
VRの特性を生かした実写コンテンツであることはもちろん、多くの企業に導入されているという実績も重要であることがわかります。今後も企業内の教育、トレーニングに役立つコンテンツで、危険回避や社内安全の確保・向上に貢献することを期待したいですね。
教育・トレーニングにVRを活用しよう
VRを教育やトレーニングに導入することは、従来の学習にはない学びを提供することにつながります。VRならではの没入体験で、さまざまな事象を「自分事」として捉え、より深く考える、記憶に刻み込むことが可能です。
メタツアーズでも、世界が目標に掲げるSDGsについて考え、達成に向けて私たちができることを考える教育系コンテンツを提供しています。学校教育に最適な内容で、VRとドローンを活用しながらSDGsを学べる魅力的な内容です。多くの教育機関で導入いただいているコンテンツで、コロナ禍にも子どもたちによりよい学習環境を提供いたします。
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