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2022年のベネチア国際映画祭がアツい!VR関連の作品が多数ノミネート

8月31日より、イタリアのベネチア国際映画祭が開幕しました。今年は多くのVR、ARコンテンツがノミネートされていることでも注目が集まっています。

そこで今回は、ノミネート作品の一部をご紹介します。

久しぶりの「対面形式」が実現したベネチア国際映画祭

毎年8月末から9月の初旬まで、イタリアで開催されるベネチア国際映画祭。カンヌ国際映画祭、そしてベルリン国際映画祭と並ぶ世界三大映画祭の1つといわれており、初回開催は1932年で、世界最古の歴史を持つことでも有名です。

そんなベネチア国際映画祭も、2020年の新型コロナウイルス蔓延(まんえん)以降、感染拡大防止の観点から2020年、2021年と対面形式を取りやめていましたが、2022年は久しぶりに対面形式での開催が実現しました。

ノミネートコンテンツはなんと43作品!

これまでも、ベネチア国際映画祭では数々のVR、AR作品がノミネートされ、注目を集めていました。今回は過去最多の43作品がノミネートされ、そのなかの30のプロジェクトが、「最優秀体験賞」「特別審査員賞」などに選出されています。注目を浴びた作品の一部を見てみましょう。

  • OKAWARI:4人の客が居酒屋のテーブルに座り、料理やサイドメニュー、飲み物を注文します。内容は体験者の選択次第となります。
  • PEAKY BLINDERS: THE KING’S RANSOM:海外の人気ドラマ「ピーキー・ブラインダーズ」を題材にしたコンテンツ。1920年代のイギリスが舞台です。体験者は物語の展開を見極め、進むべき道を選択していきます。
  • SHIINEUI BANG [POET’S ROOM]:20世紀半ばに活躍した詩人、ユン・ドンジュの人生や生きた時代を、彼の詩の世界を通して表現します。
  • Typeman:メタバース空間で演者がリアルタイムに実演をするタイプの作品。制作には「VRChat」が使用されており、複数の体験者たちは1つのワールド内で演技を鑑賞し、演者とコミュニケーションを取るなどしながらストーリーを楽しみます。

「VRChat」内のワールドもノミネート

VR作品のみならず、「VRChat」内に構築されたワールドのなかからも、魅力的なものがノミネートされました。その一部をご紹介します。

  • DISTRICT ROBOTO:舞台は人が姿を消した世界。ロボットと猫だけが暮らす街では、ロボットが人間のように振る舞っている。猫になって街を冒険する「Stray」というゲームにインスパイアされ、制作されました。
  • CUE [ARCHIVE]:2022年1月22日、渋谷パルコで開催された「NEWVIEW FEST 2021」で行われたXR Live「CUE」の「アーカイブ」。オリジナル版の「CUE」は、VRと現実の領域をつなぐ、45分間のオーディオビジュアル体験を実現しました。
  • ・I N I T I U M ⁄⁄⁄ イニシャル:宇宙のさまざまな転生にまつわる、生命の誕生と死の物語を説明するワールド。伝説の「知識の木」が残したとされる7本の苗木のなかの1本が発見されたことがきっかけで、地球が洪水に見舞われる、という非現実的な出来事を描いています。

新たなVR作品にも注目しよう

歴史ある世界的な映画祭でも注目を集めるVR。毎年、多くの作品がノミネートされますが、2022年は例年以上にVR作品が盛り上がっているといえます。今回ノミネートされた作品はもちろん、今後登場するさまざまな作品も、チェックしていきたいですね。

メタバースニュースでは、VR映画やさまざまなコンテンツの最新情報を、今後もお届けしていきます。ぜひご期待ください。

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