業界やゲーム好きからの注目が大いに集まる「東京ゲームショウ」。2022年は3年ぶりのリアル開催ということで、話題となりました。そんな「東京ゲームショウ2022」に、Meta Quest 2がブース出展したことも、イベント前からニュースになっていましたが、その内容はどのようなものだったのでしょうか。

今回は、Meta Quest 2の出展内容などをまとめました！

「東京ゲームショウ2022」の概要

そもそも「東京ゲームショウ」とは何か、簡単にご紹介します。東京ゲームショウはコンピュータエンタテインメント協会の主催により、1年に1度開催されるゲームの総合展示会です。中心となるのはコンピュータゲームで、初日、2日目は業界関係者や報道関係者、流通関係者のみに公開。3日目、4日目は一般公開日なのが慣例となっています。

1996年の初回開催からしばらくは春と秋の年2回でしたが、2002年からは年1回の開催へと変更。2022年の開催は、第32回でした。

そんな「東京ゲームショウ2022」は、2019年以来のリアル開催。新型コロナウイルスの影響も有り、2020年はオンライン開催、2021年は幕張メッセでの関係者のみの開催だったため、久しぶりの一般公開日に、ゲーム好きな方々からは開催前から喜びの声が上がっていました。

2022年の開催は、9月15日から18日までの4日間。出展数は605社とコロナ以前の数字を取り戻しつつありましたが、来場者数はおよそ13万8千人で、コロナ前の半分程度だったようです。とはいえ世界に向けたSNSや各種配信ツールを利用した配信、VR会場の設置などもあり、リアルな来場者数だけでは量れない数字を記録したように思います。

オンラインを含む詳しい数字については、後日発表されるようです。

Meta Quest 2とは

業界で注目を集めるさまざまな企業が出展した「東京ゲームショウ2022」には、Meta Quest 2も出展をし、話題となりました。「Meta Quest 2」は旧FacebookであるMetaが開発・発売しているVRヘッドセットで、2020年10月に発売。

一体型でパソコンやスマホとつなぐ必要がないこと、高い没入感でバーチャル空間をよりリアルに感じられることから人気を集めています。

503グラムという軽量さ、メガネをかけたまま装着できるモデルなのも、Meta Quest 2の魅力でしょう。専用コントローラーはもちろん、ハンドトラッキング機能でコントローラーなしでもバーチャル空間内で自由な動きを可能にする優れものは、出荷台数が累計1480台にのぼり、ヘッドマウントディスプレイ使用率のデータによると、全体のおよそ50％を占めるともいわれています。

Meta Quest 2の出展内容

そんなMeta Quest 2は「東京ゲームショウ2022」で、Meta Quest 2と人気タイトルを体験できるブースを出展。Meta Quest としては初の出展でした。

ブース内はカラフルなネオンカラーのボックスで構成されており、コンテンポラリーな雰囲気。10個のデモスペースで、体験をするような仕様です。体験可能なタイトルは、VRリズムゲーム「Beat Saber」やVRスポーツゲーム「Sports Scramble」、VR魔法アクションRPG「RUINSMAGUS ～ルインズメイガス～」、VRマルチプレイ剣戟アクション「ALTAIR BREAKER」、VR捜査ゲーム「ディスクロニア：CA」など。国産のゲームも多数あり、Meta Quest 2と各タイトルのよさを一挙に体感できる空間と時間を提供したようです。

進化するゲームを遊び尽くそう！

VRによってゲームは大きく進歩し、そのゲームをよりよい環境でプレイできるようにと、また高性能なVRヘッドマウントディスプレイが登場する、といった好循環が出来上がっています。

進化を続けるゲームをVRで体験できる貴重な時間を通し、Meta Quest 2はもちろん、魅力的なタイトルを自宅で楽しむ体験者が増えたことを期待したいですね。

メタツアーズでも、魅力的なVRコンテンツを豊富にご用意しています。ぜひお試しください。