一般社団法人XRコンソーシアムが主催する「XRクリエイティブアワード 2022」が開催されます。12月の受賞者発表に向けて、作品募集が始まっています。
今回は、「XRクリエイティブアワード 2022」に関する情報をお届けします。
「XRクリエイティブアワード 2022」とは
「XRクリエイティブアワード 2022」は、これからのVR・AR業界を牽引(けんいん)する作品やクリエイターを発掘し、その知名度を広げるための作品を募集するイベントです。2022年は9月1日より募集を開始し、締め切りは11月15日。その後、1次審査・2次審査を行い、12月にファイナリストを発表。一般展示を経て、最終審査結果発表と授賞式が行われます。
審査員はXRコンソーシアム理事のほか、ハコスコ代表取締役の藤井直敬氏やAppleの世界開発者会議WWDCでStudentAwardに輝いた仲田梨緒氏、デジタルコンテンツレポーター・声優の有野いく氏など数名が参加予定です。
「XRクリエイティブアワード 2022」は受賞賞金も用意されています。大賞は20万円、法人や個人、学生部門での受賞者に20万円が授与されます。
どのようなコンテンツが応募可能?
応募対象は2021年、22年に制作されたVR/AR/MR作品です。体験形態は問わず、ヘッドセットを着用しない作品も応募できます。
ジャンルとしてはゲームやエンターテイメント・産業活用・建築・教育・アート・サイエンスなど、XRを使ったあらゆる作品・コンテンツ・アプリケーション・プロジェクトなどが対象となっており、「作品」という概念から外れているかな、と思うものも応募可能です。
応募対象が広すぎて審査基準が難しそうな印象もあります。しかし、「他にはない無限の可能性を持つ、人類の希望となる領域」とされているXRやメタバースですので、ジャンルを限りなく絞るよりも、よりよい作品が多く応募されることが期待できそうですね。
受賞者発表は12月
「XRクリエイティブアワード 2022」の最終審査結果発表と授賞式は、12月23日に、東京都立産業貿易センターで行われます。オンラインでも授賞式の様子を見ることができ、こちらはYouTubeにて配信予定です。
また、メタバースニュースでもご紹介している、XRコンソーシアムによる10月のオンラインイベント「XR Creative Night 2022」では、過去の「XRクリエイティブアワード 」受賞者に、当時を振り返ってもらいながら、メタバースの現在についても語ってもらうというトークも行われました。
毎年、優秀で魅力あふれる作品が数多く応募される同アワード。2022年の受賞者はどのような作品になるのでしょうか。今から楽しみですね。
魅力的な作品や新人の発掘に期待
「XRクリエイティブアワード 2022」ではXRの幅広いフィールドにおける優秀な作品を見ることはもちろん、期待の新人の発掘にも注目が集まります。
VRやAR、MRの未来を担う素晴らしい人材が登場し、現在すでに活躍を見せている方々の素晴らしい作品のなかで、審査員の心に刺さるのはどういった作品か、期待しながら待ちましょう。
12月の結果発表の様子も、メタバースニュースでお届け予定です。こちらもチェックしてくださいね。