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メタバース事業の新会社「NTTコノキュー」設立!サービス提供体制強化へ

2022年9月、NTTドコモがメタバース事業の、新会社を設立したことを発表しました。都内で開催された説明会には、新社長に就任した丸山誠治氏が登場。メタバース事業への方針や、メタバースの現状などについて語りました。

今回は、NTTの新会社「NTTコノキュー」についてご紹介します。

NTTドコモの新会社「NTTコノキュー」

NTTコノキューは、NTTグループのメタバース関連事業を集約した新会社です。個人・法人向けに幅広いサービス開発を進める予定で、10月1日より事業を開始しています。

主な事業内容は、メタバースに加え、実在の製品などを仮想空間で再現する「デジタルツイン」、そしてVRゴーグルなどを中心とした「XRデバイス」の3つです。まずはメタバースの入口となるVRゴーグルの開発に着手し、ネットワークとの組み合わせにより、サービス提供を可能とする体制づくりに注力します。

メタバース事業への方針

NTTコノキューの社長に就任したのは、丸山誠治氏。これまでNTTドコモで、携帯電話の端末開発などを担当してきた人物です。

丸山氏によればメタバース事業は海外展開も目指す方針。また、「XRといえばNTTコノキュー」といわれるような会社にしていきたいと語っています。NTTドコモの関連企業ということで、VRやメタバースをはじめ、ARやMRなどを幅広くカバーし、今後メタバース市場の中心的存在になることが期待できそうです。

メタバースの現状についての知見は

新社長となった丸山氏は、メタバースの現状について「普及の入り口に立っている」と語ります。メタバース関連の市場は2016年のVR元年から徐々に拡大。今後も大幅な伸びが予想されています。

しかし、メタバースニュースでもご紹介した通り、民間調査の結果、VR関連の機器を所有している方は、メタバースに興味がある方のなかのわずか1割です。NTTコノキューは「普及の入り口」であるいまの状況を活用するため、使い勝手のよい、「薄くて軽いグラスのような端末を作りたい」と開発に着手する専用端末について説明。

現在の大きな盛り上がりを追い風に、メタバースの中心的存在となるために動き出しています。

新サービスの展開を見守ろう

通信関連の事業で馴染(なじ)みの深いNTTドコモですが、格安スマホの登場による同社の携帯料金値下げや人口減少で、収益の中心となっていた個人向け通信の成長が先細りになると予想。今回のメタバース事業を含む「非通信」領域の売上高を、26年3月期までに全体の半分以上とする計画を立てています。

NTTコノキューの活躍は、NTTドコモが通信会社からサービスを提供する会社へと転換するための試金石だといえるでしょう。新サービスがどのように展開されていくのか、まずは魅力的なVRゴーグルの開発から、見守っていきたいですね。

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