海外VRChatアーティストの世界！芸術的なワールドを紹介

魅力的なワールドが多数構築されているVRChat。国内はもちろん、海外にも多くのユーザーがおり、海外アーティストによっても、素晴らしい世界観が表現されています。

今回は、海外アーティストによる芸術的なVRChatのワールドをご紹介します。気になるワールドがあったら、ぜひVRChatで実際に訪れてみてください。

瞑想(めいそう)効果が魅力の「Breathing」

まずご紹介するのは、Blue Catさんが構築したVRワールド「Breathing」です。この方が制作するのは15MB以内の軽いワールドばかりですが、どれも異界にいるような情景と音楽を堪能できます。

「Breathing」では、好みのリズムを設定し、それに合わせて深呼吸をすることで、瞑想効果を得ることが可能です。非日常的な空間で、気持ちを整え、リラックス効果を得たいという方におすすめのワールドだといえるでしょう。

2021年発表の「Fogシリーズ」で、一躍有名になったアーティスト、オーゼンOzenさんのワールドも、おすすめの1つです。「Fogシリーズ」はモノトーンの世界が特徴的で、霧や雨を車内や個室のなかから眺める空間となっています。

日常的な風景も、色合いが変わることで印象が大きく変化します。落ち着いたワールドのなかにいると、日々の喧騒(けんそう)から離れた自分だけの時間を満喫できるのではないでしょうか。

ちなみに、VRChatのプロフィール欄には日本語で「vrchatで雨の世界を作るのが好きです。雨音は本当に睡眠に良いと思うので」というコメントがあります。睡眠時のリラックスコンテンツとしても、高い効果が得られそうですね。

大きめサイズのワールドにも対応できる、という方はdeaconlineさんの作品もぜひお楽しみください。deaconlineさんのワールドは8割が大きなサイズで、Quest非対応となっています。

しかし大きなワールドなだけあり、迫力や見ごたえは抜群。リアルで精巧に作られた世界には、ロボットのような物体がたくさん乗る陰鬱(いんうつ)な雰囲気の電車のなかや、空に飛行物が浮かぶシュールなワールドなど、SFのような雰囲気を醸し出すものも多くあります。

ちなみに、deaconlineさんは南アフリカ在住のVRアーティストです。世界各地にメタバースやVRChatが広がっていることがわかりますし、南アフリカの広大な自然で育ったdeaconlineさんだからこそ表現できる世界観がそこにあるのではないか、と感じさせられます。

VRChat内には、アーティストの方の個性を存分に表現したさまざまなワールドがあります。膨大なワールドをすべて体験するのは難しいのですが、ときには興味がある、いつも行くワールドからちょっと離れて、知らない世界へ足を踏み入れるのもよいのではないでしょうか。

今後もメタバースニュースでは、VRChatのおすすめワールドをご紹介していきます。ぜひご期待ください。