不動産業界では、VRを活用した物件の内覧会を開く機会が増えています。大手住宅メーカー「積水ハウス」でも、VRを利用し、実際の施工事例を紹介。自宅にいながら積水ハウスの住宅の魅力を知ることができます。

今回は、積水ハウスのバーチャル展示場見学についてご紹介します。

多くの方に支持される住宅メーカー「積水ハウス」

積水ハウスは大阪府大阪市に本社を置く、住宅メーカーです。もともとは積水化学工業株式会社のハウス事業部でしたが、1960年に積水ハウス産業株式会社として独立。1963年に、現在の積水ハウス株式会社に商号を変更しました。

2012年の販売実績は4万5千戸で、国内第一位。売上額は大和ハウスに次ぐ2位と、多くの方に支持されていることがわかります。ちなみに、輸送コストなどが割高なことから、沖縄県では販売されていません。

バーチャル展示場見学の魅力

そんな積水ハウスが提供する「バーチャル展示場見学」は、VRでさまざまな住宅を見学できるものです。自宅にいながら、積水ハウスの品質や性能、デザインなど、積水ハウスのさまざまなこだわりを知ることができる展示場見学動画は、多くの間取りを用意。理想の住まい作りに大いに貢献してくれます。

積水ハウスのモデルハウスは、全国各地にあるハウジングセンターなどで実際に見ることができます。しかし、バーチャル展示なら実際に足を運ばず、好きなタイミングで内覧が可能です。展示場にある住宅はもちろん、実際に積水ハウスに施工を依頼した方の住宅の展示も実施しているので、より実用的な建築方法を知ることも、魅力の1つでしょう。

さまざまな住宅をVRで自由に見学可能！

現在、バーチャル展示場見学では、王子展示場や西尾展示場、宇都宮西展示場のモデルハウスをはじめとした5つの住宅を公開しています。積水ハウスの魅力が感じられるさまざまな間取りや機能を、一気に見られるのはうれしいポイントでしょう。

積水ハウスに施工を依頼した内藤さん、小林さんの新居の内見も可能で、こちらはプライバシーを確保した設計や在宅ワーク、子育てなどを配慮した間取りや、居住者の導線を意識した快適性の確保など、実用的な家を作るための参考にもなることも多いのでおすすめです。

見学後には同ページから電話やオンラインでの相談もできるので、気になることがある、実際にモデルハウスを見に行ってみたい、という方のニーズにも応えられます。ぜひ手軽に利用できるVR展示場をご活用ください！

VRを活用した内覧で多くの住宅を見に行こう

VR内覧そのものは、既に導入事例も多く新しいサービスではありません。今後も多くの住宅メーカーや不動産関係の企業が、VRを活用し、よりよい物件情報をたくさんの方に届けてくれることを期待したいですね。

今後も、他業種でもVRやメタバースの利用に注目しましょう。