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Meta担当者が語る、日本のVRコンテンツ市場の戦略と今後

9月に開催された「東京ゲームショウ2022」。初出展したMetaのブースには、多くの方が集まり、「Meta Quest 2」の体験で盛り上がりました。

そんなMetaの担当者が、日本のVRコンテンツ市場の戦略や今後についての見解を語っています。今回は、インタビュー内容の一部をご紹介します。

スタジオコンテンツは順調

Metaと提携する、多くのスタジオがメタバースでの新規タイトルの開発を行っていますが、スタジオコンテンツは概ね順調です。

各スタジオは、「Metaのスタジオが作るとこんなVR体験ができる」「ハイクオリティなコンテンツが作れる」ということを示すようなコンテンツの開発に尽力。他の開発者のベンチマークになるような作品が、今後も登場することが期待できます。

VRコンテンツの開発は非常に難しいもので、経験やスキルの向上が必須です。制作に関するノウハウを学んだとしても、すぐにハイクオリティなものが作れるとは限りません。そこで、担当者は、「開発者コミュニティ全体に、ノウハウをを共有していくべきだ」と考えているようです。

メタバース上のゲームは「きっかけ」に

幅広く活用されているメタバースですが、一般消費者向けのメタバースは、やはりゲームとのつながりが強いといえます。実際、多くのプラットフォームのどこを見ても、ゲームは最も人気の高いコンテンツです。

しかし、ゲームは単純に楽しむためだけでなく、「メタバースに導くための入り口・きっかけ」になるものだと、担当者の方は語ります。誰もが触れやすいゲームを通じ、メタバースについて知る、実際にプレイをしてみるという機会は少なくありません。

現在、日本における「メタバース」はバズワードであり、珍しいものとして注目を集めています。今後、より多くの方が幅広くメタバースを活用していけば、メタバースは生活に寄り添う当たり前の存在になっていくことも期待できます。

そうなる過程として、入り口やきっかけになるゲームは、やはり欠かせない存在だといえるでしょう。

日本のコンテンツ市場のこれからに期待?

VRに限らず、日本のコンテンツ市場は、かなり特殊だと語るMeta担当者。そんなコンテンツ市場で、VRがさらに成長していくための明確なトレンドは、いまのところまだ出てきていないといいます。

今後、より多くのコンテンツが登場すると、地域固有のトレンドがわかり、特定のジャンルやコンテンツが進化していくことが予想されます。発展途上のVR市場のなかで、現状「これがトレンド!」と決めるのは早い段階です。しかし、これはよりよいコンテンツが多く登場する「伸びしろがある」ということであり、決して後ろ向きなことではありません。

日本のトレンドが分かるその日まで、メタバースはますます盛り上がるでしょう。そして、トレンドが見え、そのジャンルが成長することで、市場がさらに拡大。今後も長きにわたり、VR市場に注目が集まりそうですね。

VR市場の今後にも目が離せない!

VR市場はコンテンツや機器など、多方面において急成長を遂げています。今後もますますの成長が見込まれるVR市場は、私たちの生活にどのように入り込んでくるのでしょうか。

便利な機能やコンテンツの登場で、余暇はもちろん、仕事や生活をよりよいものにしてくれることを期待しましょう。

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