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「小児向けVR弱視治療アプリ」開発へ。2025年度中の承認申請へ

VRが医療分野でも活用されていることは、メタバースニュースでもご紹介してきました。今回ご紹介するのは、小児向けの弱視治療アプリに関する内容です。

共同開発された弱視治療用アプリの概要を、見ていきましょう。

「小児患者向けVR弱視治療用アプリ」共同開発を行うのは

9月29日に発表された、「小児患者向けVR弱視治療用アプリ」は、住友商事株式会社、InnoJin株式会社、イマクリエイト株式会社による、共同開発です。

住友商事株式会社といえば、住友グループの大手総合商社で、五大商社の1つとして知られています。InnoJin株式会社は、順天堂大学発のベンチャー企業で、2020年12月に設立。デジタル医療の研究・開発を行っています。

イマクリエイト株式会社は、現実に作用する新体制のバーチャル技術の研究・開発に取り組むスタートアップで、VRなどバーチャルの市場拡大に伴い、急成長をしていることで注目されています。

アプリの内容は

今回、前述の3社により共同開発されたアプリは、VRで左右の眼に異なる映像を表示。現在の弱視治療の主流である愛パッチ治療と同等の治療効果の実現を目指します。ゲームや動画視聴などは、子どもも大人も楽しめるコンテンツです。子どもが興味を持てるVRを活用することで、スムーズに治療を実施でき、効果的で患者家族への負担を軽減させる治療を実現します。

共同開発に関する発表では、臨床研究用プロダクトが完成したことを報告。今後は、臨床研究や知見、薬機法に基づく承認取得などを進める予定です。「小児患者向けVR弱視治療用アプリ」は、2025年度中の承認申請を目指すとのことですので、早くて3年以内に、VRによる治療が実現するかもしれませんね。

医療分野でもVR技術が活躍中!

医療分野におけるVR技術の活用は著しく、たとえば脳に損傷を受けた患者への治療や、医療従事者に向けたトレーニングなど、患者はもちろん、医療関係者向けのコンテンツも多く存在します。

今後も、医療分野におけるVRの開発で、より効果的なトレーニングや治療が実現していくことを期待したいですね。

VRで医療も変わる時代へ

1日の大半を仮想空間で過ごす人が現れるなど、VRや仮想空間は、私たちの生活を大きく変える可能性を秘めています。医療分野においても、VRがこれまで実現できなかった治療の実現や、医療従事者の技術の向上などを手助けしてくれるのではないでしょうか。

VRの治療アプリの承認申請がおりれば、医療機器として医師が利用したり、その利用が保険適用されたりと、メリットも多数です。国内はもちろん、世界でも進む医療でのVRに、今後も注目していきましょう。

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