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コンビニにアバター接客導入!ローソンの試みによる効果とは

エンタメのみならず、ビジネスにおけるVR活用が著しく進む昨今、コンビニでもアバター接客を導入する動きがあるようです。

今回は、アバター接客の概要や、導入のメリットを解説します。

コンビニ大手「ローソン」がアバター接客を導入

コンビニ大手といえば、Family Mart、セブンイレブン、ローソンの3社で、店舗数を増加させ、コンビニ市場を着実に拡大してきました。そんなコンビニ大手のローソンが、11月末から都内の店舗で、アバター接客サービスを導入することを発表しました。

導入されるのは、未来型店舗としてオープン予定の「グリーンローソン」です。こちらの店舗では、アバターを活用した接客はもちろん、システムを活用したVTuberとのコラボなども企画しています。

協業するAVITA株式会社とは

今回の試みは、アバター事業を手がけるAVITA株式会社との協業になっています。AVITA株式会社は、ロボット学者の石黒浩氏が代表です。石黒氏は大阪大学大学院基礎工学研究科教授で、20年以上も、人と関わるロボットやアバターに関する研究開発を行っています。

これまでの研究成果や、この先石黒氏がさまざまなプロジェクトや企業との連携で、新たに生み出す研究成果を、社会に還元するため、2021年に立ち上げたのが、AVITA株式会社です。

同社は、大阪ガス株式会社や株式会社サイバーエージェント、塩野義製薬株式会社、凸版印刷株式会社、株式会社フジキンなど、数々の有名企業から5.2億円の資金調達も実施。ローソンとの協業で素晴らしいアバターの開発・提供ができると期待されています。

導入によるメリットは

接客をアバターに行わせることによる具体的なメリットは大きく2つで、1つは人手不足の解消です。アルバイトの人数が少なく、正社員が多くの時間のシフトを埋めなければならない、無理な働き方をしなければならないという問題を解消し、快適な労働環境を提供します。

もう1つは、深夜の就労対策です。深夜のコンビニは昼間よりも危険が多く、また時間帯によって働ける人材が少ない場合も。アバター接客なら遠隔操作のスタッフは必要なものの、店舗に出向かなくてよいため、「深夜労働」のハードルも下がります。

また、アバター接客は時間や場所、年齢、性別、身体的なハンディなどによる制約を受けません。これからの新たな働き方の実現、リアル店舗でのアバター接客などに貢献することが期待されています。

アバター導入によるさまざまな効果に期待

アバター接客が具体的にどういったものになるのかは、「グリーンローソン」がオープンしてみないとわからない部分もあります。しかし、今後さまざまなリアルな店舗でアバターを活用した接客が導入されるかどうかのモデルになることは、間違いないでしょう。

アバターは遠隔で操作をするスタッフも必要なので、こうしたスキルをもったさまざまな立場の方が働くチャンスにもなります。「グリーンローソン」オープン後のレポも、メタツアーズでご紹介していきますので、ご期待ください。

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