ペット禁止物件でもペットを飼う体験ができる、ARを活用したスマホ用アプリケーションが登場しました。ARのペットとの暮らしは、現実世界の私たちにどのような影響をもたらしてくれるのでしょうか。
今回は「Animal Pal」についてご紹介していきます。
「Animal Pal」とは
Animal Palは、ARを活用し、全世界どこにいてもペットを飼う体験ができるアプリです。ごはんをあげたり散歩に出かけたりと、本当にペットを飼っているような生活を味わえます。動物が好きなのに動物アレルギーで飼えないご家庭や、ペット禁止のアパート、マンションにお住いの方でも、ARによって現実のようにペットが家にやってきます。
ただお世話をするだけではないのも、Animal Palの魅力です。ペットは飼い主のパートナーとなり、共に「言葉」のカードを探します。散歩中の公園や部屋の中などに落ちているので、ぜひペットと一緒に探し、集めたカードの言葉を組み合わせて「メッセージ」を作っていきましょう。
最初は何も知らなかったペットが徐々に言葉を覚えていく姿に、成長を感じることができます。また、プレイヤー同士で手紙を交換することも可能です。交換することで、知らない言葉をペットがより覚えてくれるようになり、さらに成長してくれることでしょう。
製作者の思い
製作者はAnimal Palを通し、ペットとユーザー、ユーザー同士にコミュニケーションを生み出してもらいたいという思いで製作されました。「共に達成する喜びを届ける」というミッションを、ぜひアプリを通して体験してみてはいかがでしょうか。
また、Animal Palの制作会社は、ARを活用したデジタル体験を提供し、現実世界での「新しい楽しみ」として日々の生活を送ってもらいたい、という思いがあるそうです。新しいコミュニケーション方法としてアプリを活用し、ポジティブな感情を生み出せる効果を期待しながら、どのような反響があるのかも注目ですね。
どんなサービスが楽しめる?
Animal Palではまず、パートナーにしたい動物を選びます。スマホの外面上に映し出されるARの動物なので、外出先の散歩はもちろん、家の中だけでの生活も可能です。ゲーム中にさまざまなイベントが発生するので、パートナーと一緒にクリアしていきましょう。
イベントのメインとなるのは、やはり散歩中や部屋にいる際に「言葉」のカードを見つけ出すミッションです。言葉を集めたあとにシャッフルボタンを押すと、「メッセージ」を作り出すことができ、さらにペットが言葉を覚えるので、ペットの成長も感じられます。
メッセージの文章は、「いつ・どこで・誰が・何を・どうした」で並べ変えられます。少し違和感のある文章になりますが、英語で書かれているので英単語の勉強になるかもしれませんね。作った文章はお気に入り登録もでき、ユーザー同士で交換した際には手紙としても送れます。
他のユーザーから手紙を受け取った際、知らない言葉が含まれていると、自分のペットが新たに言葉を覚えてくれます。たくさん散歩をし、ペットの成長も感じながら新たなコミュニケーション方法を楽しみましょう。
リアルで飼えない人も!バーチャルの世界でペットとの暮らしを
ARを活用しバーチャルの世界でペットを飼う体験ができるAnimal Pal。パートナーとなる動物だけでなく、ユーザー同士でのコミュニケーションも取ることができるので、現実世界でもポシティブな感情が生まれることでしょう。
ARでペットを飼うデジタル体験は、新たな現実世界でのコミュニケーション方法となり、どのような反響を生み出すのかも注目です。