国内、海外問わず大手はもちろんさまざまな企業がメタバースに参入する時代。10月には恋愛特化メタバースのサービスを開始予定の株式会社Flamersが、1億円を調達したことを発表しました。
国内スタートアップである株式会社Flamersはどのような企業なのか、また提供するメタバースが「恋愛特化型」ということで、気になる方も多いのではないでしょうか。今回は、株式会社Flamersに関する情報をお届けします。
株式会社Flamersとは
株式会社Flamersは、2019年11月に設立した企業です。「世界中の人々の人生が、ワクワクであふれている世界を創る」をビジョンに掲げており、VRChatを活用したお見合い会を開催したり、長期インターンの求人サイト開設やMetaQuest用のVRゲームリリースしたりと、VRを中心に幅広いサービスを提供しています。
設立以来急成長するスタートアップ企業として、VR関連の企業のなかでは注目度も高く、今後も大きな飛躍を遂げることが期待されています、
1億円を調達した旨を発表
そんな株式会社Flamersが2022年10月11日、第三者割当増資により1億円を調達したことを、発表しました。今回調達した資金は、エンジニアチーム拡充をメインに使用されるとのことです。
調達はシードラウンドにて実施。引受先としては、ANRI、basepartners、舟越靖氏(株式会社HIKKY CEO/ファウンダー)、笠原健治氏(株式会社ミクシィ 取締役/ファウンダー)などが参加しています。
恋愛特化メタバース「Memoria」がサービス開始
11月には開発を進めていた恋愛特化メタバース「Memoria」がサービス開始を予定。これはVRを活用したマッチングアプリで、バーチャル空間でパートナーを探したり、パートナーとデートしたりできます。リアルな世界では距離などの問題からなかなか会えないカップルも、バーチャル空間で遊園地や海水浴、ドライブといった理想的なデートが可能。
バーチャル空間での思い出作りで、より2人の仲が深まるでしょう。「Memoria」は男女の出会いの場としての役割だけでなく、カップルが日常的に利用できるようなサービスを目指すそうです。
さまざまな企業が提供するメタバースを楽しもう
メタバースは現実にあるものを再現したものから、非日常的な空間を提供してくれるものまでさまざまです。しかし、今回ご紹介した「Memoria」のように、恋愛に特化した空間というのは、これまであるようでなかったように思われます。
新たなサービスで、またメタバースの可能性が広がると同時に、提供元である株式会社Flamersの評価も上がっていくのではないでしょうか。
メタバースでのサービスを提供する企業はさまざまで、最近は有名ブランドや企業も、メタバース空間を利用してのPRなどに注力しています。企業が提供するアバターやアイテム、ゲームなどのサービスを、ぜひお楽しみください。