ハロウィーンの季節を盛り上げるVRイベントが、「バーチャル渋谷」にて開催されました。さまざまなコンテンツが用意されたバーチャル空間で、どんな盛り上がりを見せたのでしょうか。
今回は「ハロウィーンフェス 2022」をご紹介していきます
「バーチャル渋谷」は渋谷区公認配信プラットフォーム
渋谷区公認配信プラットフォーム「バーチャル渋谷」のバーチャルイベント会場にて、2022年10月26日(水)〜10月31日(月)の間、「バーチャル渋谷 au 5G ハロウィーンフェス 2022」が開催されました。2022年のアトラクションコンテンツも公開され、大きな反響があり大盛況だった大型ハロウィーンイベントでした。
3年目になる今年の開催は「Culture Crossing -渋谷と世界が交差する-」をテーマとし、ハロウィーン仕様の会場とさまざまなアトラクションコンテンツでイベントを彩りました。
運行期間わずか2年のケーブルカーを再現
イベント会場には、かつて現在のハチ公エリア上空を運行していたケーブルカーが登場。丸みが特徴のレトロ感あるゴンドラは「ひばり号」と名付けられており、昭和26年からわずか2年間の運航でしたが、人々に愛されていた乗り物です。
当時の運行運賃は片道10円だったことから、バーチャルハロウィーン期間中「ひばり号」に乗車した人数と10円をかけた金額が、渋谷区に寄付されたそうです。
映画「貞子DX」とのコラボも人気!
バーチャルハロウィーンは、2022年10月28日に公開された映画「貞子DX」と恐怖のコラボイベントを実現しました。コラボを行っていたMODIエリアに入ると、全ユーザーのアバターが貞子になってしまうのです。
自動で貞子に切り替わるので、エリア内は貞子で埋め尽くされるという不気味な空間に。写真撮影はもちろん、エリア内を徘徊(はいかい)して楽しむこともできるため、日本のハロウィーンの過ごし方をバーチャルで体験できるイベントとなりました。
その他のコンテンツ
その他にもさまざまなイベントやコンテンツが用意されており、多くの来場客でにぎわいました。
9月15日からは、期間限定で玩具で遊べる新空間「メタバース 黒ひげ危機一発」がメタバースプラットフォーム「cluster」にオープン。海賊船に設置されている巨大な黒ひげ危機一髪が私たちを出迎えてくれ、親しみある遊びをバーチャル空間という新たな場所で体験させてくれます。
同日には「東京ゲームショウ2022」のclusterブースにも出店し、タカラトミーとの共同で生み出した空間をお披露目しました。デジタル空間での新たな遊びが体験でき、さらにはclusterとタカラトミーの両者の技術が堪能できる場となったことでしょう。
また、バーチャル渋谷内にはファッション通販サイトの「パルクローゼット」がファッション展示会を開催し、トレンドのコーディネートを集めた部屋の観覧が可能に。気に入ったコーディネートを、その場の通販サイトでチェックできるだけでなく、来てくれた方限定でもれなくユニバーサルコラボアバターがもらえる嬉しい特典もあったようです。
そのほかにも、ハロウィーン仕様のカローラシリーズや、入浴剤で有名なバブによる巨大なお風呂なども体験でき、バーチャルハロウィーンは大盛況のうちに終了しました。
バーチャル空間で季節のイベントを楽しもう
今回ご紹介した「ハロウィーンフェス 2022」はすでに終了してしまいましたが、現実では再現が難しいケーブルカーや、映画「貞子DX」とのコラボで、ユーザー全員が貞子になれるイベントなど、大いに盛り上がりました。
2023年のハロウィーンには、さらに多くのメタバースイベントが開催されるのではないでしょうか。クリスマスやお正月など、季節のイベントを、バーチャルの世界でもぜひ楽しんでくださいね。