XRHealthが、新たなVRゲームを追加する予定という情報が入りました。医療にVRを取り入れているVRヘルスケア企業として有名なXRHealthは、今回どのようなゲームを開発したのでしょうか。
早速、ゲームの内容や効果を見ていきましょう。
VRヘルスケア企業が提供する「XRHealth バーチャルクリニック」
XRHealthは、2016年に設立されたアメリカのスタートアップ企業です。「XRHealth バーチャルクリニック」を提供しており、このサービスではVRを用いた遠隔リハビリ治療が可能。
脳卒中のリハビリや記憶障害、神経疾患などさまざまな症状に対応しています。「XRHealth バーチャルクリニック」は、VRと医療、双方の可能性を広げることに貢献するツールとして、世界中から注目が集まっています。
新たなVRゲームを追加予定
XRHealthは、オランダのスタートアップNeuroRealityが新たに開発した「Koji’s Quest」を、自社のVR遠隔治療ソリューションの一環として追加。「Koji’s Quest」は6つのトレーニングプログラムで構成されており、バーチャルアシスタントが患者をしっかりとサポートしてくれます。
近くに医療従事者がいないとプレイできないVRもありますが、「Koji’s Quest」に関しては、医療従事者が近くにいなくても簡単に操作可能です。
ゲームによる効果とは
「Koji’s Quest」の各プログラムは、患者の健康状態に応じ、タスクの難易度を自動で調整してくれます。自身の進行状況を視認できるグラフィックコンテンツを含むなど、医療的効果のみならず、プレイしやすい環境にも配慮しています。
「Koji’s Quest」では、注意力や実行機能能力、視覚空間の認識能力、反応に対する速度や正確さ、記憶力、数値操作能力などのトレーニングが可能。トレーニング後には医療成果を測定し、患者の治療につなげていくことで、よりよい効果を期待します。
医療もVRで進歩する時代!さまざまな可能性に期待
VRはエンタメのみならず、幅広い業種に活用されています。医療分野でも患者はもちろん、医療従事者向けのトレーニングコンテンツが多く開発されており、医療の進歩に貢献することが期待されています。
メタバースニュースは、今後もVRが秘める可能性についてご紹介しますので、ぜひさまざまなニュースをチェックしてみてください。