膨大なワールドが存在するVRChat。メタバースニュースでも、VRChat内に存在するさまざまな魅力的なワールドをご紹介してきました。今回ご紹介するのは、デジタルハリウッド大学のサークルが制作した、展覧会ワールドです。
多くの作品が堪能できるワールドの特徴や見どころを、一緒に見ていきましょう。
「VirtualLifeMuseum2022」とは
「VirtualLifeMuseum2022」は、デジタルハリウッド大学の学生サークルがVRChat上に制作した、展覧会ワールドです。11月26日より開催された、同大学の学園祭に合わせてオープンし、VRChatを楽しむ方なら誰でも入場できます。
展覧会ではサークルメンバーがVRに関わりながら創作したイラストや動画、3Dモデル、写真、さらにVRChatのワールドなど、幅広いジャンルの作品を紹介。展示物に近づくと、作品のタイトル、説明がホログラムのように浮かび上がるという工夫もされています。
制作したのは…
「VirtualLifeMuseum2022」を制作したのは、デジタルハリウッド大学のサークル、「バーチャルライフ」の代表を務めるkusuri.さんです。高校2年生の頃からVRChatに触れていたkusuri.さんは、自身のイラストの個展ワールドもVRChat上で制作した経験があり、今回も1人で、ワールドを制作しました。
サークル自体は今年設立で、「VRChat」や「cluster」を軸に活動を展開しています。自由な創作をテーマに、サークル会員はそれぞれ好きなものを制作。「VirtualLifeMuseum2022」でも、個性あふれる作品を楽しめるでしょう。
「VRを勧めないわけにはいかない」初心者向け体験会も
デジタルハリウッド大学は、なんと300台もの「Meta Quest 2」を保有しており、学生は申請すれば無料で貸し出してもらえます。このような環境が整っているなか、kusuri.さんたちバーチャルライフは「VRを勧めないわけにはいかない」という思いから、VRChat初心者向け体験会も企画・開催しているそうです。
今後もバーチャルライフは、自由な活動を行いながら、学園祭などに向けた大きな企画を進めていきたいと、kusuri.さんは語ります。ちなみに「VirtualLifeMuseum2022」は、学園祭終了後も公開され続けていますので、興味のある方は、ぜひ遊びに行ってみてください。
さまざまな入り口から、VRを楽しもう
学園祭に向けた企画から生まれたVRChatのワールド、「VirtualLifeMuseum2022」。さまざまな作品を見ることで、VRへの興味や関心、新たな楽しみ方などが見出せるのではないでしょうか。
VRChatには、他にも魅力的なワールドが多く存在します。幅広いジャンルのなかから、ぜひ自身に合ったものを見つけてみてください。