心理ゲームやカードゲーム、ボードゲームなど、テレビやコンピューターを使用しない遊びは「パーティーゲーム」とも呼ばれ、一家団らんや友人同士での集まりで楽しまれています。人狼ゲームもその1つで、会話をしながら推理を行っていきます。
そんな人狼ゲームをVRで行う「Among Us VR」が、2022年11月に発売開始となりました。今回は、宇宙を舞台に繰り広げられる人狼の魅力をお伝えします。
複雑だけど面白い!人狼ゲームとは
人狼ゲームは多くの方が親しんでいる一方で、「ルールが複雑そう」というイメージも強く、敬遠する方も一定数います。もともと人狼は、1986年にD.Davidoff 氏という心理学者によって考案された「Mafia」というゲームが由来です。
市民とマフィアが争うゲームですが、これが形を変え、現在の人狼になりました。人の見た目をした狼(人狼)が平和な村に紛れ込み、夜になると村人を1人食い殺してしまうという設定で、プレイヤーは村人と人狼に分かれ、話し合いをしながら誰が人狼かを暴きます。
会話のみで楽しむこともできますが、2000年以降の人狼ブーム以来、人狼をよりわかりやすく、そして楽しくするためのカードゲームも多く登場していますので、こうしたアイテムを使うと初心者の方もすんなりとルールを理解できるでしょう。
宇宙が舞台の人狼「Among Us VR」
そんな人狼をVRでプレイするゲーム、「Among Us VR」がリリースされました。「Among Us VR」は、プレイヤーは「クルー」と「インポスター」に分かれます。クルーはインポスター排除とタスク完了を、インポスターはクルーを全滅させることを目的にしており、4人から10人でのマルチプレイも可能。
メインの人狼のほか、VR向けのミニゲームも用意されており、人狼好きなら1人でも複数でも長く楽しめる内容となっています。
どこでプレイできる?
「Among Us VR」はMeta Quest、Meta Quest 2、Steam VRでプレイ可能です。価格はMeta Questは990円、Steam VRでは1,010円となっています。マルチプレイはMeta Quest同士でなければNGということはなく、他のVRプラットフォームやヘッドセットでも一緒にプレイできるので、友達やオンラインで出会った知らない人とも存分に楽しめるでしょう。
なお、「Among Us VR」は日本語にも対応しています。海外発のゲームですが、説明もわかりやすいので、人狼をやったことがない方も、わかりやすくルールを理解できるのではないでしょうか。
今すぐ遊んでみよう
大人気のパーティーゲーム、人狼。5~15人程度で行うのがベストだといわれていますが、現実にはなかなか大勢で集まることはできません。VRなら自宅にいながら、多くの人とつながって、好きなタイミングでゲームを楽しめるのでおすすめです。
VRならではの演出にも注目しながら、プレイしてみてください。