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電通が「VARK ARENA(バークアリーナ)」の提供を開始!どのように活用される?

電通が新たに、「VARK ARENA(バークアリーナ)」というライブフェス会場の提供を開始したことが話題になっています。メタバースプラットフォーム「VARK(バーク)」内に設置することで、コスト削減も図るとのことです。

今回は、「VARK」や「VARK ARENA」に関する情報をお届けします。

メタバース「VARK」とは

「VARK」は、バーチャル空間でのエンターテインメントを楽しむためのアプリケーションです。多種多様なアーティストのライブイベントを、目の前で体感できます。Meta Quest などのVRデバイスはもちろん、パソコンやスマートフォンなどからも気軽にアクセスでき、多くの方が臨場感あるイベントを楽しんでいます。

「VARK」ではバーチャルライブを見るだけでなく、ボイスチャットやメッセージで他ユーザーと交流したり、広場にある楽器やカラオケを使って遊ぶことも可能。カラオケは1人で利用することもできますし、友人同士で同じカラオケルームに入れば、離れていながらも一緒にカラオケにいるような気分を味わえます。

楽曲は900以上。無料で楽しめるのもポイントです。

イベント会場「VARK ARENA」を設置

そんな「VARK」内に2022年11月、「VARK ARENA(バークアリーナ)」を設置しました。「VARK ARENA」ではVTuberやバーチャルアーティストはもちろん、現実のアーティストもイベントを開催することが可能です。

開催企業は、イベントに合わせて空間内のデザイン変更やオリジナルオブジェクトの設置などができます。ライブを視聴するユーザー向けの機能も充実しており、過去のアーカイブを含むコンテンツを楽しめるシアターやカラオケボックス機能などがあります。また、バーチャルライブ中には、ギフトを贈ったりコメントをしたりして、参加者とアーティストとのコミュニケーションも実現します。

共通基盤化でコスト削減

「VARK ARENA」を独立したコンテンツとしてリリースしなかったのには、コスト面での背景があります。オンラインライブ、ライブ配信などは、新型コロナウイルス感染拡大により広まりましたが、バーチャル空間の制作や特殊な撮影には、費用が多くかかるという欠点がありました。

この課題をクリアし、よりよいコンテンツを提供するため、電通は出資先である株式会社VARKと共同で「VARK ARENA」を開発。イベント会場の設計やライブ制作に必要な機能を共通基盤化することで、クオリティはそのままに、コストを抑えてのイベントを実現したのです。

幅広いイベントへの活用に注目

「VARK ARENA」では11月、「テレ東バーチャル音楽フェス」が開催されました。今後も多くのアーティストが、魅力的なバーチャルライブを展開してくれることが予想されます。

音楽ライブ以外にも、どういった活用がされていくのか、注目したいですね。

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