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アラスカ航空、パイロットのトレーニングにVRを導入

アメリカのアラスカ航空が、VRを使用したパイロットの訓練を本格化させる見通しであることが分かりました。パイロット向けVRトレーニングを開発する企業が提供するコンテンツでは、どのような訓練ができるのでしょうか。

今回は、VRを用いた訓練に関する情報を、お届けします。

パイロット向けVRトレーニングを手がけるVRpilot

パイロットの訓練に使用するVRコンテンツを開発しているのは、VRpilotです。デンマークに拠点を置くスタートアップ企業であるVRpilotは、2019年に創業しました。

主力製品となっているのは、空軍や航空会社向けのVRトレーニングの開発・販売を行っており、コックピットでの手順トレーニングの「VRflow」です。VRを活用したトレーニングで、効率を最大限に高めること、またシミュレーターと航空機を使用した訓練時間を短縮することを目指します。

90年の歴史を持つアラスカ航空とは

今回、VRpilotの導入を本格化させることを発表したアラスカ航空は、アメリカの航空会社です。McGee Airways として1932年に設立して以来、現在まで主要な航空会社として活躍し、合併を繰り返してアラスカ最大の航空会社にまで成長しました。

保有機材316機以上、就航地118都市と、米西海岸最大の路線網を運航しているのも特徴です。世界各国に提携航空会社があり、国内でいうと日本航空(JAL)も、アラスカ航空の提携先の1つとなっています。

ボーイング737の訓練にVRを導入

そんなアラスカ航空がVR訓練を導入したのは、2022年7月。ボーイング737の訓練のために、Pico Neo 3 Proヘッドセットと「VRflow」を使用したトレーニングを行っているそうです。2023年の早い段階でデバイス数を拡大し、本格的にVR訓練を実施していくことも、計画しています。

ちなみに、アラスカ航空だけでなく、ヨーロッパの大手飛行アカデミーとして知られるAviomarも、ボーイング737の訓練にVRpilotのソリューションを導入することを決めたことがわかっています。

今回の提携について、VRpilotのCEOであるDaniel Maass氏は、「パイロット訓練におけるVR活用に、これほどまでに強くコミットしていることに感激している。これは、正しい方法で設計・実装・使用された場合のVR技術の価値を証明するものだ」とコメントしています。

高度な訓練に、リアルなVRを

VRを活用した研修やトレーニングの事例は多くありますが、飛行訓練や医療関係のトレーニングなど、高度な技術を必要とする内容にも対応したコンテンツも、増加傾向です。実際に体験することが難しい内容も、VRなら安全に繰り返し行うことができ、本番に役立つ知識や技術を身に着けられます。

今後も、幅広い訓練にVRが使用されることを期待したいですね。

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