携帯型ゲーミングデバイス「Pimax Portal」が、クラウドファンディングで予定調達額を上回る資金を調達していたことがわかりました。注目の集まる新デバイスの魅力は、どこにあるのでしょうか。
早速、「Pimax Portal」やクラウドファンディングに関する情報を、お届けします。
「Pimax Portal」とは
「Pimax Portal」は本体のみではモバイル向けのゲームが、ストリーミングを利用すればPCゲームも遊べるゲーミングデバイスです。専用機器と組み合わせると、VRデバイスとしても使えるのが特徴で、周辺機器をそろえれば、「Pimax Portal」のみでゲームやVRSNSと呼ばれるものも楽しめます。
「Pimax Portal」128GBモデルは日本円でおよそ44,000円、256GBモデルは60,000円という価格設定になっており、その他の展開モデルはより高額です。
目標額を上回る資金調達に成功
そんな「Pimax Portal」を展開するPimax社が、Kickstaeterでクラウドファンディングを実施。11月16日時点で、目標額である2,800万円を上回る資金を調達しています。
クラウドファンディングは多くの方が企業や製品、サービスなどに興味を持ち、「応援したい」という気持ちで寄付を行い成り立つものです。「Pimax Portal」への期待度や注目度がどれだけ高いかがわかりますね。
ストレッチゴールの設定も
このクラウドファンディングでは、ストレッチゴールも設置。調達額が500万ドルを超えた場合は「Pimax Portal」のスクリーンを保護するプロテクターが加わります。また、200万ドルを達成すると購入者に無料でゲームを1作品、300万ドルでさらにもう1作品付与するそうです。
さらに、500万ドルの調達に成功した場合、全ユーザーに3カ月の延長保証が適用と、ユーザーにうれしい得点が多数。ストレッチゴールとは、目標金額達成後に追加資金を募る際の「約束」のようなもので、こうした新たなゴールを設けることで、投資する側の意欲をかきたてます。
新たな目標設定で、どれくらいの追加資金が集まったのかは発表されていませんが、ユーザーにうれしい特典が付与されていることを期待したいですね。
2023年の初期出荷が待ち遠しい!
「Pimax Portal」の初出荷は、2023年1月を予定しています。間もなく世に出回る可能性が高い新たなデバイスで、どういった世界を見ることができるのでしょうか。
興味がある方は、ぜひ公式サイトで詳細をチェックし、予約しましょう。