現在公開中の、新海誠監督の最新アニメ映画「すずめの戸締まり」。公開に伴い、Instagramでも「すずめ」の世界を楽しめるフィルターが登場しました。
今回は、「すずめの戸締まり」の概要と共に、ARフィルターについて解説していきます。
公開前から話題を集めていた「すずめの戸締まり」
2022年11月11日、「君の名は。」や「天気の子」で知られる新海誠監督の新作アニメーション映画「すずめの戸締まり」が、公開されました。
主人公は、閉じ師の草太と九州に住む高校生すずめ。日本各地の廃墟の扉から、災害の元となるものが現れる世界で、2人が災いを鎮めるために協力し、成長を遂げる冒険物語です。公開前から大きな話題となっており、原作の「小説 すずめの戸締まり」は映画公開前に、累計発行部数35万部を売り上げていたそうです。
ちなみに、すずめの声を担当したのは、1,700人のオーディションから選ばれた「原菜乃華」。女子高校生の焦りや戸惑いを豊かに表現できる、みずみずしい原石が抜擢されました。一方、草太役として声を担当するのは「松村北斗」。男性アイドルグループ SixTONEのメンバーとして活躍している彼も、オーディションで選ばれており、椅子に変えられてしまうという難役を見事に演じきりました。
また、挿(そう)入歌や主題歌を担当するのは、深海誠監督作品への楽曲提供が3度目となる「RADWIMPS」。そして日本のアニメ映像の音楽作曲家「陣内一真」が加わり、壮大な冒険映画を音楽でも盛り上げてくれています。
また、主題歌「すずめ」を唄うのは、繊細で清らかな歌声をもつ十明。唯一無二の歌声が作品内の感情や雰囲気を引き立ててくれるアーティストです。
劇中では、すずめが歩む道や人々との出会い、そして別れを体感することができます。日本各地を冒険する主人公らの、前向きで不自由さを感じさせない気持ちが、見る人を惹(ひ)きつける作品です。
ARフィルターは2種類！
作品公開に伴い、私たちが見ている日常風景を「すずめの戸締まり」の世界へ変換することができる、InstagramのARフィルターが登場しました。Instagram内のカメラを起動させると、映画に登場してくるキャラクター「すずめの椅子」と「ダイジン」が目の前に居るような感覚で登場し、その様子をかわいらしく撮影することができます。
ARフィルターは、「すずめの戸締まり」の世界観をリアルで感じることができる「青空」と「夕空」の2種類。画面をタップすると、青空にはダイジン、夕空にはすずめの椅子が現れます。さらに、長押しで録画すると映画主題歌の「すずめfeat.十明」が流れる仕様になっているので、より映画の世界に入り込むことができるでしょう。
ARフィルターを使う方法は
Instagramの「すずめの戸締まり」ARフィルターは、スマートフォンのみ利用可能です。フィルターを使い、目の前の景色をすずめの世界に変えて楽しみましょう。
利用方法は、Instagramのアプリをインストールし、アカウントを作成。リールやストーリーズを作成したい際に起動するInstagram内のカメラで、フィルターを選択しましょう。
リールは3Dフィルター、ストーリーズは2Dと3Dどちらのフィルターも利用できます。タップするとキャラクターが登場するので、位置と大きさを変えて撮影してみてください。静止画、動画で異なる撮影ができますので、2つのフィルターで、さまざまな撮影方法を試してみてはいかがでしょうか。
人気作品の世界を映し出そう
新海誠監督最新作「すずめの戸締まり」が公開され、日常の風景をすずめの世界観で楽しめるInstagramのフィルターも、人気が高まっています。カメラ内に「すずめの椅子」と「ダイジン」を配置させ、すずめの世界を堪能しましょう。
公開直後から現在まで、多くの方が劇場で楽しんでいる「すずめの戸締まり」。日本各地をすずめは旅をしましたが、今度は私たちがSNSを使って、日本各地ですずめの世界を映し出す番です。
