バーチャルで活躍するアーティストが増加するなか、以前からリアルに活動しているアーティストたちも、オンラインでのライブに参入してきています。11月にもT.M.Revolutionがオンラインライブを開催し、登場したゲストも含め話題となりました。
今回は、T.M.Revolutionのオンラインライブに関する情報をお届けします。
歌、演技、バラエティと活躍するT.M.Revolution
T.M.Revolutionは西川貴教さんのソロプロジェクトで、1996年のデビューから現在まで数々のヒット曲を世に輩出しています。ミリオンセラーとなった「WHITE BREATH」(1997年)、アルバム「triple joker」(1998年)は、知っている方も多いのではないでしょうか。
高音で迫力ある歌声が印象的な西川貴教さんは、T.M.Revolution名義での音楽活動のほか、「abingdon boys school」というロックバンドにも参加。活動の場は音楽シーンのみにとどまらず、バラエティ番組にも多数出演しています。また、ドラマや映画、舞台などでも活躍しており、歌、トーク、演技と幅広く活躍する芸能人の1人です。
11月にオンラインライブを開催
そんなT.M.Revolutionがオンラインライブを開催したのは、オンラインイベントプラットフォーム「ASOBISTAGE」。株式会社バンダイナムコエンターテインメントが設立した、次世代のエンターテインメント拠点である「MIRAIKEN studio」で行われました。
「MIRAIKEN studio」は、VRやARといったXR技術やモーションキャプチャを完備しています。バーチャルキャラクターを現実世界に呼び出せるだけでなく、反対にリアルな人間がバーチャルな世界に入り込んだ演出が可能です。
アソビストア公式Twitterではライブ前から「リアルとバーチャル、そしてAR!次元を超えた革命的LIVE」と宣伝されており、西川さんとバーチャルのキャラクターたちが同じステージに立っている、夢のような演出がなされました。
ゲストも話題に
メインであるT.M.Revolutionのほか、「アイドルマスター SideM」のユニット「FRAME」や、音楽原作キャラクタープロジェクト「電音部」のチーム「港白金女学院」と「外神田文芸高校」などがゲストとして出演。T.M.Revolutionファンはもちろん、バーチャルアイドルを応援しているファンからも好評でした。
配信型のオンラインライブはコロナ禍以降、感染拡大を防止しながら自宅で楽しめるエンタメとして人気を集めています。しかし従来のオンラインライブはただ会場の様子を配信するのみでした。
今回のようなリアルとバーチャルが融合したオンラインライブも、今後広まっていくことが期待できそうです。
リアルとバーチャルが融合したライブを楽しもう
VRやARなどを活用したオンラインライブは、リアルなライブにはない魅力が詰まっています。現実世界にはないものと、リアルな人間とのコラボを、ぜひ楽しんではいかがでしょうか。