「Gesture VR」では、アートの描き方を学べます。12月6日に発売開始した新たなツールでは、どういったことができるのでしょうか。
今回は、「Gesture VR」に関する情報をお届けします。
「Gesture VR」とは
「Gesture VR」は、12月6日に発売されたVRペイントアプリです。価格は14ドル、日本円でおよそ2,000円で、Meta Questの「App Lab」と、Steamで販売されています。アプリを制作したのは、「Quill」というVRクリエーションツールでアートを作成するアーティストのニック・ランドさんです。
ニックさんは2人のアーティスト仲間とともに、直感的な描画とフォトグラメトリで作成された3Dモデルの利用ができる「Gesture VR」を制作。ここでは、アートスタジオを訪れたような体験を実現できます。
用意されたモデルは120種類以上
アプリに用意されているモデルは120種類以上で、自由にアングルを変えたり光源設定をしたりできます。ペイントツールは2Dと3Dの両方に対応しており、さまざまな描画が可能。また、最大4人のマルチプレイもできるそうです。
スケッチした絵はエクスポートして、さまざまな場所、人とシェアできます。
開発に関するコメントも
「Gesture VR」を制作したニック・ランドさんは、次のようなコメントも残しています。
「元美術学生として、ライフドローイングの授業が、デッサンスキルを向上させるためにどれほど重要であるかを知っています。しかし、よいリソースにアクセスするのは難しく、学生にとってそれらの値段は高価な場合もあります。競争の場を均等にし、実際の美術の仕事に活用できるスキルを磨くのを助けるため、「Gesture VR」を制作しました。」
実用的でリーズナブルな新たなツールは、今後美術に関わる人たちにどういった影響を与えてくれるのでしょうか。さまざまな場面で活用されることが、期待できそうです。
VRのさまざまな可能性を試してみよう
VRは幅広いシーンで活用されており、今回の「Gesture VR」も単に「美術を学ぶ」ということはもちろん、新たな作品が生まれる場になることを含め、さまざまな可能性を秘めているといえます。
「Gesture VR」が広がり、また多くのVRツールが私たちの生活や仕事などをより豊かにしてくれるとよいですね。メタツアーズでも、学校教育に導入できるコンテンツをご用意しています。また、日常生活をより楽しくするVR動画コンテンツもご用意しておりますので、ぜひご活用ください。