Gugenkaが提供する「Gugenkaバーチャルワーク」で、バーチャルワーカーが100名を超えたことが発表されました。さまざまな働き方が存在するなか、「メタバースで働く」というのはどのようなことなのでしょうか。
今回は、「Gugenkaバーチャルワーク」に関する情報をお届けします。
「Gugenkaバーチャルワーク」とは
Gugenkaはもともと、メルマガ配信やフリーペーパー事業を行っていた企業です。その後、企業のWebサイト制作や運営、SNS運用といったデジタルによる企業プロモーションを事業の軸とし、急速に成長しました。
現在はXR分野にも進出しており、メタバースで働く人のための「Gugenkaコミュニティ」を提供してきました。そして、2020年1月10日から「Gugenkaバーチャルワーク」として、アバターワーク実証実験をスタート。2022年1月には、ワーカー登録をスタートしました。
バーチャルワーカーが100名を突破
そんな「Gugenkaバーチャルワーク」への登録者が100名を突破したことが、2022年12月にわかりました。メタバースでは年齢や性別、身体的特徴、住んでいる場所などにとらわれず活動できることから、「自分らしい生き方」を実現しやすい状況です。
この背景を生かして働く人たちが、「Gugenkaバーチャルワーク」にワーカー登録し、バーチャルイベントのスタッフなどを務めてきました。バーチャルワーカーの仕事はイベントスタッフといっても販売や商品の説明、接客全般、来場者とのコミュニケーションなど幅広く、バーチャルワーカー1人ひとりの特性を生かし、業務を担当したようです。
ちなみに、「Gugenkaバーチャルワーク」に登録しているバーチャルワーカーの年代は10~50代までと幅広く、最も多いのは20代、次いで30代です。また、全体の6割がVRでの活動実績がありますが、活動実績がないという方も4割近くおり、経験の有無を問われないことが分かります。しかし、全体の96%がPCVRやスタンドアローンVRを所持していることから、バーチャルワーカーとして活動するなら、VR環境の整備は必須のようです。
バーチャルワークを希望する方は…
自身の可能性を広げてくれるバーチャルワーカーとして活動したい!という方は、どのように「Gugenkaバーチャルワーク」に登録すればよいのでしょうか。
まずは、Discordサーバー『Gugenka community』に参加し、フォームから登録申請をしましょう。その後、審査が行われ、審査が完了次第、バーチャルワークスタッフ向けの情報を閲覧することができます。審査には、数日から数週間かかるようです。
スタッフとして参加したい募集要項を見つけたら、どんどん応募しましょう。活動が終了すると、指定口座に報酬が振り込まれます。
ちなみに、活動による報酬の例をご紹介すると、先行プレイ、βテストは無料です。デバックは時給1000円から、バーチャルワークは時給2000円からが平均的なようです。案件の内容や経験、スキルなどにより報酬額は変動しますので、ぜひいろいろな案件に応募してスキルアップして、高額報酬を目指してください。
さまざまな働き方を実現しよう
新型コロナウイルスの影響でリモートワークやライバーなど、新たな働き方が登場している昨今、メタバースの進歩により、バーチャルワークという新ジャンルも今後人気がアップしていきそうです。
さまざまな働き方で、多くの方が自分らしく楽しい毎日が送れる日は来るのでしょうか。メタバースが私たちの仕事や生活を変えてくれることに、今後も期待しましょう。