人気のメタバースプラットフォーム・Roblox。日本法人に統括責任者が就任したことが、2022年12月に明らかになりました。今後Robloxは、統括責任者を中心に、日本での事業拡大や人材採用の強化に尽力する予定です。
今回は、Roblox Japanの統括責任者について、また日本におけるRobloxの成長などの情報をお届けします。
統括責任者となったのは…
ゲームの制作、他プレイヤーが作ったゲームのプレイなどが可能なRobloxは、ここ数年で急成長を遂げています。現在の全世界の一日のアクティブユーザー数は5,800万人を超えており、その多くは17~24歳という若年層です。
世界はもちろん、日本でも人気を集めるRoblox。2022年12月8日に、アリ・ステイマン氏(Ari Staiman)をRoblox Japanの統括責任者に任命しました。
アリ・ステイマン氏はこれまで、Sega Amusements Worksの社長や日本の株式会社セガの法務責任者を歴任しています。現在は、Robloxで中国市場を担当するRoblox Chinaのプレジデントを担当。今後も中国でのプレジデントを継続しつつ、日本のRobloxの統括責任者と兼務するとのことです。
急成長中の日本のRobloxコミュニティ
2022年第三四半期中に、41%のユーザー増加率を記録しているRobloxは、その急成長ぶりが一目でわかります。日本国内でも2018年6月から2022年6月までの4年間で、年間累計成長率が1,935%を記録していることを発表しました。
セガの人気キャラクター「ソニック」が登場する公認ミニゲームが、半年で5億回の訪問回数を突破したり、サンリオ公式のワールド「マイ ハロー キティ カフェ」のユーザー訪問回数が2022年4月の公開以来1億7,000回を超えたりと、日本のユーザー、そしてコンテンツは急成長しています。
これを踏まえRobloxは、日本での事業活動を拡大することを判断したようです。
今後の方針は
今後、Robloxは国内での事業拡大のため、東京を拠点に開発関連部門の人材採用を強化していきます。世界、そして日本でも活躍している優秀な人材が統括責任者となることで、日本のさまざまな企業やキャラクターが、Robloxとコラボを行っていくこと、またユーザーのさらなる増加が期待できるのではないでしょうか。
Robloxのさらなる成長に期待!
Robloxをはじめ、VRChatなどのメタバースプラットフォームは、ここ数年アクティブユーザー数が急増しています。どのプラットフォームも、より多くのユーザー獲得や利用のために、魅力的なコンテンツやイベントに注力。Robloxも日本での事業拡大で、よりよいコンテンツを生み出していくのではないでしょうか。
世界はもちろん、日本でのRobloxの今後の活躍に、期待しましょう。